レビュー

1ドライブで26TB! Western Digital「WD Red Pro」(WD260KFGX)を試す(2/3 ページ)

Western Digital(ウエスタンデジタル)から、26TBの大容量HDDが登場した。いろいろ試してみたので、その模様をお届けしよう。

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試しに単体ドライブとしてテスト

 それでは早速、実物を見てみよう

 まずは重さを量ったところ、実測で655.3gだった。手に持ってみた印象としては、もっとずっしり来るものかと思っていたが、意外と軽い。手元にあったWD Blueの4TBモデルの重量は680gだった。ディスク枚数も増えているはずだが、少し軽くなっている。


ドライブの表面(左)と裏面(右)

こちらは側面

実機を計測したところ、655.3gと思っていたより軽かった

 今回は、少し本製品の用途とは離れるが、実際のパフォーマンスをチェックするためにデスクトップPCでの接続、SATAおよび外付けUSB接続でのテスト、そして本命のNASでの動作テストを行った。

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 接続環境は以下の通りだ。SATAとUSB接続の際は冷却ファンをあてずにテストした。

 まずディスク情報から見ていくと、ディスク領域の表記はフォーマット後にWindowsからは23.6TB、CrystalDiskInfoからは26000.6GBと認識している。


Windows 11でフォーマットした直後の情報

CrystalDiskInfo 9.7.0の情報

 そして、下記がデスクトップPCでのパフォーマンス結果だ。

 CrystalDiskMark 9.0.0では、連続読み出し/書き込み速度が毎秒約290MBと、通常のデスクトップHDDに比べて倍近い速度が出ているのが分かる、ランダム書き込みが読み出しより速いのは、一部キャッシュが効いていると思われる。USB接続でも同様のパフォーマンスが出ている。


SATA接続時のテスト結果

外付けUSB接続でのテスト結果

裸族のお立ち台 M.2ダブルスタンディングプラスに接続したところ

 次に、HD Tune Pro 6.1を使って全領域でスピードをチェックした。最大で毎秒301.3MB、最小でも毎秒133.3MB、平均で毎秒241.8MBと、USB接続でもほぼ同じ結果となった。単品で使うシーンはあまりないかもしれないが、内蔵でも外付けでも十分なパフォーマンスが出ていた。


HD Tune Pro 6.1のテスト結果(SATA接続時)

HD Tune Pro 6.1のテスト結果(USB接続時)

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