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マウスコンピューター「親子パソコン組み立て教室(ノートPC組み立て編)」に密着 高難易度ゆえにやりがいもある!(2/4 ページ)

マウスコンピューターが、長野県飯山市の自社工場において恒例の「親子パソコン組み立て教室」を開催した。今回は従来とは異なり、大きく「デスクトップPC編」と「ノートPC編」に分けて2日間で行われたことが特徴だ。この記事では、ノートPC編の午後の部の様子をお伝えする。

2グループに分かれて「パーツ説明」と「ピッキング」

 開校式の終了後、参加者はパーツやドライバー(ネジ回し)の使い方に関する説明を受け、必要なパーツを集める「ピッキング」に臨んだ。スペースの都合もあり、参加者は先に「説明を受けてからピッキングを行うグループ」と、「先にピッキングをしてから説明を受けるグループ」に分けられた。


スペースの都合から、参加者は「あおグループ」(左)と「みどりグループ」(右)に分けられた

パーツ説明

 パーツの説明では、パーツの実物を見せたり、人体に例えて説明したりすることで、子どもたちにも分かりやすいように工夫されていた。


こちらは、パーツやドライバーの説明を受ける会場の様子

組み立ての際には、配布された静電気防止リストバンドと手袋を装着するように促された

パーツに関する説明は、思った以上に細かく行われた(クリックで拡大)

一部のパーツは実物を持ち出して、持ち方や取り付け方の解説も行われた

デスクトップPCのCPU取り付けは、参加者の1人に実体験してもらっていた

ドライバーに関する説明も行われた。ネジ締めをうまくやるコツは「ネジをよく見ること」とのことだ

ピッキング

 マウスコンピューターの親子パソコン組み立て教室は、他社と異なり自分の好きなスペックで組み立てられることが大きな特徴だ。ベースモデルも自由に選べるため、例えば「持ち運びを重視する」というならモバイルノートPCを選べるし、「PCゲームを楽しみたい」というのであれば、外部GPUを備えるゲーミングノートPCを選べる。先に紹介したパーツ説明がとても詳しかったのは、このような特徴が背景にある。

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 ある意味で“世界で1台の自分だけのPC”という愛着が増しやすい仕組みとなっているが、ゆえに必要なパーツも個々人で異なる。だからこそ、必要なパーツを倉庫から探し出して集める「ピッキング」が必要なのだ。

 参加者には、それぞれ個別の「部品を探せ!」という地図が手渡される。このマップには★印のシールが何カ所かに貼られており、それを手がかりにピッキング場所を探せば必要なパーツが見つかるという仕組みだ。

 マップを頼りにパーツを集める作業はまるで宝探しのようで、参加者の子どもたちも楽しそうにピッキングを行っていた。


ピッキングを始める前に「部品を探せ!」マップに関する説明が行われる

組み立てるPCや構成は1人1人異なる。そのため、ピッキング場所(★印)も個々人で異なる

ここは、製品に付属する説明書類を集めたコーナー

マップに貼られているバーコードをスキャナーで読み込ませると……

自分が希望した構成に合致する部品(ここでは説明書類)の棚が光るので、それをピックアップすればOKという仕組みだ

一部の部品については、このようなピッキング補助の仕組みがない。その場合、品名をよく確認してパーツを集める必要がある

ピックアップしたバーツは、台車に乗せたボックスに収納していく

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