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「キッザニア東京」をマウスコンピューターが貸し切り “ひと仕事”終えた子どもたちに話を聞いた(1/4 ページ)

「キッザニア東京」にパビリオンを構えるマウスコンピューターが、同施設を貸し切る「マウススペシャルデー 2025」を開催した。同社から招待を受けた親子が多く訪れる中、その様子を見守ってきた。

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 マウスコンピューターは、2024年6月から「キッザニア東京」(東京都江東区)に「パソコン工場」を出展している。

 パビリオンの出展から1周年を迎えたことを記念して、同社は6月11日、キッザニア東京において招待制イベント「マウススペシャルデー 2025 in キッザニア東京」を開催した。このイベントは、キッザニア東京の出展企業が同所を1年に1回貸し切れる「スペシャルデー」を生かして開催されたもので、今回はマウスコンピューターの従業員や関係者を招待したという。

 今回、アイティメディア従業員とその家族も招待を受けた。せっかくの機会なので、何が行われたのか紹介したい。

「マウススペシャルデー 2025」
キッザニア東京での「マウススペシャルデー 2025」

そもそも「キッザニア東京」ってどんな場所?

 「キッザニア(KidZania)」は、KCJ GROUPが運営する子ども向け体験施設だ。3〜15歳の子どもとその保護者を対象としており、子どもが“実社会”の仕組みを楽しみながら学べることが特徴だ。キッザニアは全国に3カ所あり、キッザニア東京は2006年オープンと一番歴史を重ねている。

 キッザニア東京には約60のパビリオンがあり、マウスコンピューターの「パソコン工場」以外にも、ものづくり系では「おもちゃ工場」「冷凍食品開発センター」「お菓子工場」、サービス系では「歯科医院」「デパート」「おしごと相談センター」があり、他にも「銀行」「証券会社」「警備センター」「消防署」「宅配会社」などが立ち並んでいる。

 これらのパビリオンは実在する企業が提供しており、信号機や街灯、横断歩道などの街並みが“子どもサイズ”(実際の約3分の2)となっている。かわいらしい見た目に、同伴する保護者は目を細めるだろう。 

子どもサイズの町並み
建物や設備は、一部を除いて実際の約3分の2の“子どもサイズ”で作られている

 先述の通り、キッザニア東京の出展企業にはスペシャルデーを実施する権利がある。現在、キッザニア東京には50社ほどが出展しているが、スペシャルデーの使い方は企業によってさまざまで、マウスコンピューターのように従業員や関係者を招待するケースもあれば、製品やサービスの購入者に対して抽選で招待するケースもあるという。

 スポンサーの意向ごとに趣向を凝らしたイベントを開催できる――小さくても“街そのもの”の機能を持つキッザニア東京の魅力だ。

黄色に染まった「オープニングセレモニー」

 マウススペシャルデーのオープンに当たり、1階の中央広場でオープニングセレモニーが開催された。その直前に行われた「ダンス」は、少し特別なものだった。

 中央広場の上の時計塔では、毎時「0分」と「30分」にダンスが披露される。通常、このダンスはキッザニアのイメージカラーである赤いユニフォームを着たダンサーが踊るのだが、マウススペシャルデーだからか、オープニングセレモニーの直前のダンスではマウスコンピューターのユニフォームを着たダンサーが登場した。この時点で、かなりの“特別感”がある。

ダンス
いつもと違う、マウスコンピューターの衣装を身につけて踊るダンサー

 ダンスの後に始まったオープニングセレモニーでは、マウスコンピューターの軣秀樹(とどろき ひでき)社長があいさつに立った。

 軣社長は「約1年前の6月26日、キッザニア東京にパビリオン『パソコン工場』をオープンした」と振り返りつつ、「多くの子どもたちにものづくりの楽しさだけでなく、さまざまなパビリオンを通して将来について考えるきっかけを与えられるのではないかと思う。子どもたちの将来に少しでも貢献できれば幸いだ」と、自社のパビリオンだけでなく、キッザニア東京という施設そのものの役割の一助になりたいという思いを語った。

 「時間の許す限り、多くの職業を体験しながら、楽しんでいただきたい」(軣社長)

軣秀樹社長
マウスコンピューターの軣秀樹社長

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