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マウスコンピューター「親子パソコン組み立て教室(ノートPC組み立て編)」に密着 高難易度ゆえにやりがいもある!(4/4 ページ)

マウスコンピューターが、長野県飯山市の自社工場において恒例の「親子パソコン組み立て教室」を開催した。今回は従来とは異なり、大きく「デスクトップPC編」と「ノートPC編」に分けて2日間で行われたことが特徴だ。この記事では、ノートPC編の午後の部の様子をお伝えする。

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手順書に従って組み立て!

 親子トライアルが終わって小休止を挟んだら、いよいよノートPC組み立ての“本番”に入る。

 一般的なPC組み立て教室では、組み立てるPCのスペックや構成部品が固定されているため、全員そろって作業を進めていくスタイルが多い。しかし先述の通り、マウスコンピューターの場合は1人1人が異なる構成のPCを組み立てるため、組み立てるモデル/構成に応じた手順書に従って、自分のペースで組み立てるというスタイルを取っている。それぞれの参加者には専属のエンジニアが1人付くので、困った場合は気軽に質問可能だ。

 手順書は子ども向けにデフォルメされている……と思いきや、実際に組み立て担当作業員が使うものを“そのまま”使っている。組み立てを行う作業台も“そのまま”で、立った状態で組み立てを進めることになる。

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小休止を挟んで、いよいよ組み立て本番に入る。作業台は、組み立て担当作業員が実際に使っているものを“そのまま”利用している

ディスプレイに表示される作業指示書も、作業員が使っているものだ

 ノートPCの組み立てはボディーを固定しているネジを外して底面カバー(Dカバー)を外すところから始まる。マザーボードが見えたらすかさずメモリとSSDを取り付ける。底面カバーをはめ、ネジを止め直したら底面と表面の所定の位置にラベルシールを貼り付ける

 コネクターなどは既に差し込んであるので、実作業としてはこれで完了となる。そのため、全員が30分程度で組み立てを完了した。


ノートPC編の組み立ては「最終工程を自分で行う」といった感じで、全員が30分程度で完成していた。ラベルの取り付けに使っている治具は、作業員が実際に使っているものである

組み立ての指示書(と工程書)も、作業員が実際に参照するものを使っている

 組み立てが完了したら電源を入れ、動作を確認する。問題なければ、所定の手順で電源を切る。これで工程は終了だ。

 今回は全員がトラブルなく起動した。


組み立てが完了したら、電源を入れて動作チェックを行う。動作に問題がなければ、コマンドプロンプトからシャットダウンの指示を出して電源を切る

組み立てが終わると「修了証書」を授与

 起動を確認できたら、校長の横尾氏から修了証書が1人1人に手渡された。このときに、親子トライアルの受賞者には賞品も授与された。

 自分で組み立てたノートPCと一緒に記念撮影をし、エンジニアに協力してもらいながらノートPCの梱包(こんぽう)を行い、化粧箱にノートPC本体を入れてテープで封をすれば全ての作業は完了だ。

 最後に、アンケートを入力し、自分で作ったノートPCを持って解散となった。親子パソコン組み立て教室に参加した子どもたちは、みんな満足そうであった。


組み立てが完了すると、校長の横尾氏から「修了証書」が手渡された

組み上がったノートPCと共に、親子で記念撮影

組み上がったノートPCをエンジニアと一緒に梱包してイベントは終了だ

今回の組み立て教室とは別に、マウスコンピューターでは購入者が注文したPCを“自ら”組み立てられる「組立ワークショップ」も不定期で開催している。購入価格にプラス1万3200円となるが、これはこれで面白いかもしれない
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