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PCゲーミングを支える「NVIDIA」 パートナー企業と共に超解像/マルチフレーム技術をアピール(2/2 ページ)

PC向けのGPUで最大手のNVIDIAは、東京ゲームショウ2025に直接ブースを構えなかったものの、パートナー企業と共に超解像/マルチフレーム技術である「DLSS」のデモンストレーション展示を行っていた。主な展示ブースの様子を紹介する。

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MSIブース

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)ブースでは、正面の目立つ所にGeForce RTX 50シリーズを採用したグラフィックスカードを展示していた。本ブースでもDLSSのデモが主としていたが、高リフレッシュレートディスプレイと組み合わせることでDLSSのデモのメリットを一層強調していた。


ブース正面に展示された、GeForce RTX 50シリーズを採用したグラフィックスカード。他のブースにもグラフィックスカードの展示はあったが、ブース正面の目立つ所に展示していたのはMSIブースぐらいだったと思われる

Core Ultra 9 285HXとGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載する「Titan 18 HX AI A2XW」では、Stellar Bladeを使ったDLSSのデモを行っていた

その反対側には、サブディスプレイ付きケースが特徴のデスクトップPC「MEG Vision X AI 2NVZ9-014JP」が展示されていた。CPUはCore Ultra 9 285K、GPUはGeForce RTX 5090と、現状考えられる最上位の構成でStellar Bladeをデモしていた

このPCでDLSSを有効にすると、500fpsを超えるシーンもあった。組み合わせたディスプレイは500Hz駆動対応の「MPG 271QR QD-OLED X50」なので、このフレームレートを“受け止められる”のだが、さすがにここまで来ると目視では「なめらか」としか言いようがなくなってしまう

ASUS JAPANブース

 ASUS JAPAN(Republic of Gamers)ブースでは、ブースの奥側にDLSSのデモコーナーが展開されていた。ちょうどゲームを試遊している人と遭遇したのだが、あまりに滑らかな表示に「おお、おお」と声を上げていたのが印象的だった。


Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5080を組み合わせたデスクトップゲーミングPC「ROG G700(GM700)」では、Stellar Bladeのデモンストレーションが行われていた。DLSSをオンにすると普通に300fpsを超えている

デモ機は白色に光っていたが、筆者的には「これでいいんだよ」という感じがする
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