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KDDIの売り切りモバイル通信サービス「ConnectIN」でドコモ回線を選択可能に au回線との併用も可
KDDIの売り切りモバイル通信サービスに関するビジネスモデル「ConnectIN」において、NTTドコモ回線を選択可能になった。法人ユーザーからのニーズに応えた形で、Dynabook、VAIO、ダイワボウ情報システムの3社がドコモ回線を利用した通信サービスを提供する予定だ。
KDDIは10月23日、一定期間利用できるモバイル通信回線をノートPCなどに組み込んで販売するビジネスモデル「ConnectIN」において、通信事業者として自社(au)に加えてNTTドコモも選択できるようにすることを発表した。本モデルを通してドコモ回線を利用する通信サービスは、Dynabook、VAIO、ダイワボウ情報システム(DIS)を通して順次提供を開始する。
今後、ConnectINを利用するPCメーカー/ディストリビューターは「au回線」「ドコモ回線」「au回線+ドコモ回線(併用)」のいずれでもサービスを提供できるようになる。au以外のネットワークへの対応はBCP(事業継続計画)の観点からニーズがあったとのことで、今回の対応に至ったという。
VAIOでは11月中旬からドコモ回線を提供予定
ConnectINを通してドコモ回線の通信サービスを提供する3社のうち、VAIOは11月中旬以降にドコモ回線を選択できるようにすることを表明している。既に提供しているau回線のサービスと同様に5年間の使い切りサービスで、eSIM対応のモバイル通信モジュールを搭載するVAIO Pro(法人向けモデル)と同時に購入(契約)可能だ。
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料金などの詳細は“要問い合わせ”となる。
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