“現行で最も明るく、最も高精細”をうたうサングラス型ディスプレイ「VITURE Luma Ultra」の実力をチェックする(2/4 ページ)
今回はLuma Ultraの実機を手元に用意し、実力や使い勝手を実際に使って試してみた。
6DoF機能に対応した自由度の高いAR/XR体験が実現
Luma Ultraを正面から見てみると、中央には空間を認識するためのRGBカメラ、左右には空間の奥行を認識するための深度カメラが搭載されている。これらのカメラを組み合わせることで、6DoF機能を実現している。
サングラス型ディスプレイでよく目にするDoFという言葉は、「Degree of Freedom」の略称で、直訳すると「自由度」を表している。DoFの前につく数字が対応する自由度の数を示しており、例えば3DoFだと首を左右に振る(X軸の動き)/前後に振る(Y軸の動き)/首を上下に振る(Z軸の動き)という3つの動きに対応することを表している。
3DoF機能であれば、前後や左右、上下移動といった首振りの動きを認識できるが、サングラス型ディスプレイを掛けたまま実際に歩いて移動するような動きには認識できないため、動きを反映した表示に限界がある。
しかし、Luma UltraはX軸/Y軸/Z軸の動きに加え、それぞれの軸の移動という動きを加えた、6つの動きに対応する6DoF機能に対応しているため、Luma Ultraで体験できるコンテンツの幅が非常に大きくなっている。
基本的な操作はテンプル部分のボタンで簡単操作
続いてLuma Ultraのテンプル部分をそれぞれ見てみると、耳元に位置する部分に、それぞれ操作用のボタンが用意されていることが分かる。
例えば、右側にあるボタンを操作することで、周囲の光をカットできる電子調光フィルム機能をオン/オフできる。
さらにテンプル部分がコンテンツに連動して光るダイナミックライトエフェクトのオン/オフ、2Dモードと3Dモードの切り替えなど、主に表示に関連した機能の操作がボタン1つで行えるようになっている。
左側は右側と異なっており、短いボタンと長いボタンの2つで構成されている。明るさや音量調整、カラーモードの切り替え、眼軸調の調整やグラス画面のオン/オフ切り替えがLuma Ultra本体だけで行える。
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