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メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
メモリの高騰と品薄傾向が続く中で、メモリ容量のトレンドにもはっきりとした変化が現れている。多くのショップで、個人であれば32GBキットが現実的な選択肢となっているようだ。
「DeskMini B760」と16GB DDR4メモリキットのセット特価が登場
こうした時勢に、あえてメモリ付きの特価品を投入する動きもある。オリオスペックはASRockの小型ベアボーン「DeskMini B760 White」とDDR4 SO-DIMM 16GBキット(8GB×2枚)を組み合わせたセット品を投入した。
価格は3万7800円で、対応するIntel Coreシリーズ(第14世代)の超低消費電力モデルである末尾T型番のCPUも取りそろえている。
同店は「CPUやSSDも合わせれば、オフィス用途なら十分なスペックのマシンが割安に組めると思います。こういう状況ですが、お得に自作を楽しむ機会を少しでも増やしていきたいですね」と話していた。
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これに近いコンセプトで、Supermicro製のNAS向けMini-ITXケース「CSE-721TQ-350B2」の特価も投入している。価格は7700円だ。
同店では「フロントコントロールパネルのヘッダーピンが同社製マザーボード専用になっている点は注意が必要ですが、組み込まれている80 PLUS GOLD認証の350W電源だけで元が取れるくらいの価格です。もしかしたらパーツ取りで買う人もいるかもしれません」という。こちらも好調に売れているそうだ。
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