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ついにファッション界へ進出!? 「HHKBユーザーミートアップ Vol.9」濃厚イベントレポート(1/6 ページ)

PFUは11月27日、「HHKBユーザーを Vol.9」を開催した。11月18日にZOZOTOWNとの異色コラボを発表したばかりということもあり、「AI」について、また「ファッション」についてのトークが繰り広げられた。どのような内容だったのか紹介する。

 10月21日に「HHKB Professional Classic Type-S」、11月18日にはZOZOTOWNとの異色コラボを発表したPFUが、11月27日に「Open Collaboration Hub LODGE」(東京都千代田区)で、「HHKBユーザーミートアップ Vol.9」を開催した。

 テーマは「AI」と「ファッション」だ。一体どのような内容だったのか。イベントに参加できたので、その様子を紹介する。


HHKB ユーザーミートアップ Vol.9

累計75万台出荷を突破! ミドルレンジ志向が強まった2025年

 最初のコーナーでは、この1年間でHHKBを取り巻くどのようなトピックがあったのか、今後はどうなっていくのかなどをPFUの山口篤氏(ドキュメントイメージング事業本部 HHKBビジネス部長)が“早口で”“熱っぽく”語った。

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PFUの山口篤氏(ドキュメントイメージング事業本部 HHKBビジネス部長)

肩書が「HHKBビジネス部長」に変わった

 HHKBシリーズの出荷台数は、累計75万台を突破した。2021年時点では60万台を突破していたので、約3年半で15万台が上乗せされたという。2019年から2020年の出荷台数が伸びているのはコロナ禍が大きく影響したが、その後も売れ続けているという状態だ。


累計出荷台数75万台

 シリーズ別の販売台数では、対昨年比でHHKB Professional Classicが2%、HHKB Professional HYBRIDが9%伸びた。どちらもHHKBシリーズの中では比較的安価な「ミドルレンジモデル」という位置付けだ。これらが伸びた理由は「物価が高騰しており、家計が厳しくなった中でも買いたいというニーズの現れではないか」と山口氏は分析する。


シリーズ別販売台数比率

 配列別では、無刻印と日本語配列がそれぞれ1%ずつ伸びた。これについては、「無刻印チャレンジをする人が増えていること、またエンジニアであってもノートPCで慣れ親しんだ配列を選ぶ人が増えているのだろう」と山口氏は話す。


配列別販売台数比率

 購入世代では、10代と20代、そして30代が増えていた。山口氏は続けて「ユーザー事例取材から見えてきた、“使い始めのきっかけ”は、先輩からオススメされたこと、またはあこがれの先輩が使っていたからというものだ。皆さまの“布教活動”が、明日のHHKBファンを生み出す。よろしくお願いいたします!」と会場を沸かせていた。


若い世代の購入者が増えている

 性別での割合は、女性が1%減っている。これについては総合司会を務めた小山哲志氏(ほげ技研)が「HHKB Studioの登場で、2024年や2023年は女性ユーザーが増えたから(相対的に2025年は比率が落ちている)という背景があるのではないか」とフォローすると、山口氏も「カラーキートップやZOZOTOWNとのコラボもあるので、ファンが増えてくれるかなと期待している」と応じていた。


女性は全体的な比率では減った

 HHKBにまつわる動きとして紹介されたのは次の3つだ。

  • 2025年にリリースした新製品、オプション、セット商品
  • 多くの人への取材が実現したコンテンツ「User’s Voice」
  • パートナーとのコラボレーション

HHKBにまつわる動きの中から3つのトピックが紹介された
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