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ついにファッション界へ進出!? 「HHKBユーザーミートアップ Vol.9」濃厚イベントレポート(2/6 ページ)

PFUは11月27日、「HHKBユーザーを Vol.9」を開催した。11月18日にZOZOTOWNとの異色コラボを発表したばかりということもあり、「AI」について、また「ファッション」についてのトークが繰り広げられた。どのような内容だったのか紹介する。

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2025年にリリースした新製品、オプション、セット商品

 10月21日に発表したHHKB Professional Classic Type-Sは、HHKB Professional Classicに、静粛性を高めたキースイッチ「Type-S」を搭載したモデルだ。

HHKB Professional Classic Type-S
HHKB Professional Classic Type-Sの登場

 特徴は電池ボックスがないこと、キーストロークが約3.8mmになったこと、HHKB Professional Classicにはなかった日本語配列も選べるようになったこと、税込3万1900円と比較的安価なことだ。

安い
日本語配列がシリーズに加わった。比較的安価

 「カラーキートッププロジェクト」の第2弾から第4弾が進行したことについても触れられた。

カラーキートッププロジェクト
カラーキートッププロジェクト
三色団子から無限
三色団子から冷やし中華、そして無限カラーを表現できるようになった

 3月19日には「HHKB栃木レザーデスクマット」、8月20日にはHHKB×バード電子コラボ20周年記念「シリコンタイピングベッド」、9月8日には松葉製作所「木製キートップセット」の販売も始まった。

HHKB栃木レザーデスクマット
HHKB栃木レザーデスクマット
シリコンタイピングベッド
シリコンタイピングベッド
木製キートップセット
木製キートップセット

公式サイトのコンテンツ「User’s Voice」

 公式サイト内に掲載している導入事例のようなコンテンツ「User’s Voice」について、山口氏は「HHKBを愛する多くのユーザー、いってみれば“ヘンタイ”たちの声をヒアリングした」と紹介した。

 「ここから多くの名言が飛び出し、さらにはZOZOTOWNとのコラボレーションのようなものまで生まれたことは興味深い。取材しても良いという企業があれば、ぜひお声がけを」(山口氏)

取材企業
各企業内のHHKBユーザー(ヘンタイ)の声を多くヒアリングした

 HHKBプレゼンツによる月イチの「Happy Hack!〜僕らのライフスタイル〜」(Gadgetouch内)や、HHKBエバンジェリストであり東京大学教授でありソニーコンピュータサイエンス研究所副所長の暦本純一氏がMCを務める「暦本純一のあれこれ探求ラボ」の紹介も行われた。

 どちらも、必ずしもHHKBユーザーがゲストに訪れるわけではないものの、「どうやってHHKB沼にハマっていくのかを見たり、1度の視聴では理解できなかったことを2回、3回と見る新しいYouTubeの視聴体験をしたりすることで楽しめる番組だ」と山口氏は解説していた。

コラボレーション

 最後はコラボレーションの紹介だ。

 長時間、同じ姿勢で作業していても体への負担が少ないということでオフィス家具展示会「オルガテック東京」や「もくもく会」「DESIGNART TOKYO 2025」といったイベントでコラボレーションしたのが、コクヨの新しいワークチェア「ingCloud」だ。

 HHKB好きなエンジニアが多いということで敢行した取材がきっかけでコラボアイテムを発売することになったのが「HHKB×ZOZOTOWNコラボアイテム」のTシャツ類やフーディーだ。

ZOZOコラボ
HHKB×ZOZOTOWNコラボアイテムは6製品販売される

 イベント会場には、どちらのコラボレーションアイテムも展示されていたため、キーボード関連製品ばかりが展示される今までのHHKBユーザーミートアップとは異なる雰囲気を醸し出していた。展示物については後ほど紹介したい。

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