Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた(1/3 ページ)
Thunderbolt 4経由で外付けGPUを接続した際に、どれほどパフォーマンスが強化されるか、詳しく紹介していこう。
前回、デスクトップPCの前に座る時間が減った筆者は、Thunderbolt 4ポートを搭載した「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」を購入し、その使い勝手やモバイルワークステーションの強みについて詳しく紹介した。
→・デスクトップPCの前に座る時間が減った筆者、モバイルワークステーション「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」を購入する
その後、AMD Radeon RX 9070を搭載した外付けGPUボックスを購入し、自室の机で利用する際は強力な独立GPUを使える環境も構築した。
そこで今回の記事では、Thunderbolt 4経由で外付けGPUを接続した際に、どれほどパフォーマンスが強化されるか、詳しく紹介していこう。
ドライバーのインストールに注意!
早速ではあるが、今回筆者が用意した外付けGPU用のボックスは、OSを通常起動しようとするとブルースクリーンが表示され、まともに起動しないという問題に遭遇した。バルク品を選んだことが原因かとも思ったが、どうやら先行事例を見てみると、同様の問題が発生しているようだ。
もし、外付けGPUボックスが安定して動作しない場合は、Windowsをセーフモードで起動してからドライバのインストールを試してみてほしい。古くからのWindowsユーザーにとってセーフモードはおなじみの機能だが、最近は使用する機会が減っているのではないだろうか。筆者も久しぶりに利用した。
Windows 11でセーフモードを立ち上げるには、まずスタートボタンを右クリックし、「設定」をクリックしよう。設定アプリが表示されるので、続いて「システム」→「回復」の順にクリックする。
するとシステムの回復メニューが表示されるので、「PCの起動をカスタマイズする」の右隣にある「今すぐ再起動」をクリックしよう。すると、「デバイスを再起動するため作業内容を保存します」というメッセージが表示されるので、「今すぐ再起動」をクリックする。
再起動後、普段のWindows起動画面と異なり、「オプションの選択」という画面が表示されるので、「トラブルシューティング」をクリックする。
すると「詳細オプション」画面が表示されるので、「スタートアップ設定」をクリックしよう。
次に「スタートアップ設定」画面が表示されるので、クリックする。すると「再起動」ボタンが表示されるので、そちらをクリックすると、「スタートアップ設定」画面が表示される。
今回はセーフモードを立ち上げて、GPUのドライバをダウンロードしてインストールするので、キーボードの「5」を入力し、インターネットアクセスを有効化した状態でセーフモードを起動する。
後はいつも通りWindowsのログイン画面が表示されるので、普段利用しているパスワードを入力してログインしてみよう。背景が真っ黒でデスクトップの四隅に「セーフモード」と表示されていれば、セーフモードでの起動に成功だ。
ここまできたら外付けGPUを接続し、搭載しているGPUのドライバをインストールする。ドライバのインストールが完了したら、Windowsを再起動して通常モードで立ち上げよう。これで外付けGPUのドライバインストールは完了だ。
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