ニュース
「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
ショップや常連さんには予想通り、久しぶりにアキバに来た人には衝撃の光景だ。PCパーツショップの価格表の前では、そんな光景が当たり前になってきている。
グラフィックスカードはハイエンドから高騰&品薄傾向に
グラフィックスカードの価格も、少しずつ上昇している。目立つのはハイエンドクラスだ。ドスパラ秋葉原本店は「GeForceならRTX 5070 Ti以上、RadeonならRX 9700 XT以上が値上がりしています」という。他にも複数のショップで、同様のラインで値上がりと品薄傾向があるとのコメントを聞いた。
ただ、ミドルクラスから下も安泰ではない様子だ。某ショップは「GeForce RTX 5060 Tiは16GBタイプから順に姿を消していくと代理店から言われました。やっぱりメモリが厳しいってことなんですよね」と明かす。
その中で、低価格帯の新製品も登場している。玄人志向のGeForce RTX 3050搭載カード「GG-RTX3050-E6GB/EX/DF」で、価格は2万8000円弱から3万円弱の間となる。
advertisement
関連記事
8年半ぶりに「MPOWER」が復活、DDR5-10200対応で4万円台/Noctua最強空冷の“黒”もついに登場
メモリのオーバークロック(OC)に最適化したRyzenマザーボード「B850 MPOWER」が登場して注目を集めている。また、Noctuaからは空冷最強と評判のCPUクーラー「NH-D15 G2」のchromax.black版が売り出されている。メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に
メモリの高騰と品薄傾向が続く中で、メモリ容量のトレンドにもはっきりとした変化が現れている。多くのショップで、個人であれば32GBキットが現実的な選択肢となっているようだ。エヴァやCSドラゴンロアなどのコラボデバイスが続々登場!
エヴァンゲリオンに登場するアスカデザインのゲームパッドや、「Counter-Strike 2」の人気スキンのデザインを採用したRazerの入力デバイスなど、コア層に刺さるコラボモデルが複数登場している。64GB構成すら“絶望”が近づく中で、CUDIMMの人気が再上昇
メモリやストレージ類の価格の高騰と供給不足は、予測通りに厳しさが増している。グラフィックスカードはまだ踏みとどまっているが、限界がささやかれ始めた。Windows 10のサポートが切れ、なぜか浮き上がった光学ドライブ需要
ここ最近の秋葉原のPCパーツショップには、パソコン内蔵型の光学ドライブを求める人が増えているという。そこにはさまざまな背景があり、内蔵型光学ドライブの在庫はなかなか少ない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.