現役情シスの2025年ベストバイ 外付けGPUボックスで脱・デスクトップ、そして“ZUNDAルーター”(1/2 ページ)
満足度の高かったデバイスを紹介して本年を締めくくろう。
2025年も残すところ、あとわずかとなった。つい先日、2024年のベストバイ記事を書いていたような気がするが、本当にもう2025年が終わるのだろうか……?
今年は私事ながら子供が生まれたこともあって全体的に慌ただしい日々を送っていた。「あまりガジェットを購入していないかも……」と思っていたが、振り返ってみるとそうでもなかったので安心してほしい(?)。
それでは特に、満足度の高かったデバイスを紹介して本年を締めくくろうと思う。
(1)「ZUNDA DEV ROUTER」
1つ目は、12月にユーザー向けお渡し会があったx86_64向けルーターの「ZUNDA DEV ROUTER」だ。
「Interop Tokyo 2025」(6月12~14日、幕張メッセ)の会場で、フルマネージド10GルーターとしてZUNDAがブースで展示していたのが筆者との最初の出会いだった。
各拠点で企業ネットワークを構築する際、大きな課題として立ちはだかるのが、現地にネットワークに明るい従業員がおらず、機器の設置やトラブル対応に時間を要し、最悪のケースでは現地へ赴かなければならないという点だ。
現状では、本社でキッティングした状態のネットワーク機器を簡単で分かりやすい手順書とともに付属して発送し、電話もしくはWeb会議で指示を送りながらセットアップするといった運用でカバーすることが大半だった。
そんな課題に着目して開発されているのが、ZUNDA CONNECT ROUTERだ。これは日本のネット環境に最適化され、快適な10Gbps通信を実現しつつ、事前に設定を流し込む手間のないゼロタッチプロビジョニングにも対応している大変便利なルーターだ。
ルーター自身に4G LTEモデムが搭載されており、専用のダッシュボードと通信が可能なので、遠隔から設定内容をゼロタッチで流し込めるという優れものだ。
筆者はそんなZUNDA CONNECT ROUTERのテスターに参加しているのだが、いわゆる“逸般の誤家庭”ユーザー向けに、OpenWrtやVyOSなど自由にOSをインストールできるZUNDA DEV ROUTERが用意されており、希望者はZUNDA CONNECT ROUTERではなく、ZUNDA DEV ROUTERを貸与/販売され、実機テストに参加させてもらえた。
主なハードウェアスペックは以下の通りなので、筆者はこれからProxmox VEをインストールし、OpenWrtやTailscaleサーバなど、ネットワーク関連のVMを構築してテストする予定だ。
ZUNDA DEV ROUTERの主なスペック
- CPU:Intel Core i3 N305
- ネットワーク:SFP+(最大10Gbps)×4、2.5GbE×4
- メモリ:DDR5-4800 SODIMMスロット×1
- ストレージ:PCIe 3.0 M.2 SSDスロット×1、SATA×1(ただし電源ケーブルとマウントする場所はなし)
- 拡張性:LTEモジュール用mini PCIeスロット×1、コンソールポート、USBポート
- 動作確認済みOS:OpenWrt、VyOS、Proxmox VE、Ubuntu 24.04 LTS
- オプション品:4G LTEモデム、アンテナ、SMA端子(セットで利用することで技適に適合できる)
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