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新型「Echo Show 11」は「買い」か? 激変したUIとデザイン、ジェスチャー廃止の影響を「Echo Show 8」と徹底比較山口真弘のスマートスピーカー暮らし(5/5 ページ)

Amazonから新たに登場した11インチのスマートディスプレイ「Echo Show 11(2025年発売)」。シリーズ初となる11型クラスの大画面に加え、大きく様変わりしたUIの使い勝手などを「Echo Show 8」との比較を交えてチェックする。

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運用でカバーできない気になるところも

 なお、本製品でこのホームコンテンツのカテゴリーを全部オフにした場合、数秒ごとにホーム画面が真っ暗にフェードアウトし、再び表示されるというエフェクトが繰り返される。本来ならば別のカテゴリーに切り替わるためのエフェクトとして挟み込まれているのが、切り替わる先のカテゴリーがオフになっているせいで、時計が表示されているホーム画面が繰り返し表示され、そのたびに「消えては表示される」が発生している格好だ。

 そもそもホームコンテンツが目障りに感じるのは、その内容とは無関係に、画面が切り替わるエフェクトが視野に入ると注意を削がれるためなので、この「消えては表示される」の無限リピートはかなり苦痛だ。

 現時点ではこれをオフにするには、おやすみモードに設定するくらいしか手がないが、そうすると近接検知などの機能までオフになってしまうのが困りものだ。現状では解決策はないと考えてよいだろう。

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ホームコンテンツのエフェクトを消すには「おやすみモード」が有効だが、他の挙動にも影響を与えるのが困りものだ

UIなどは進化しているが評価が難しい製品 Alexa+でどう変わる?

 以上のように、新たに追加された温度センサーや完全に廃止されたジェスチャー機能を除けば、機能自体はそれほど変わっていないのだが、UIが様変わりしていることから、従来のEcho Showの操作方法に慣れていたユーザーほど、操作に戸惑う可能性はある。

 とはいえもユーザビリティーが悪化しているわけではなく、進化して見やすさは向上しているので、前向きな変化と捉え、既存のユーザーも早めにこのレイアウトに慣れていった方がよいだろう。1つ画面を戻ったつもりがいきなりホーム画面に戻されるなど、ちょくちょく戸惑う挙動があるのは相変わらずだが、全体としては完成度が高い上、動作に関してもキビキビしておりストレスはない。

 ただし、今後予定されている新しい音声アシスタント「Alexa+」が導入された時に、これらがどのように変化するのかはまだ不透明だ。操作性はこのままで音声アシスタントのみが入れ替わるのか、それとも音声アシスタントの入れ替えに伴ってメニューが変更になったり、極論すればタッチが不要になるほどドラスティックな変更があったりするのかないのかは、実際にリリースされてみないと何とも言えない。

 またホームコンテンツにおける広告の扱いなど、今後使い続けるにあたって不安要素はいくつかある。画面は大きくスタイリッシュだが、現時点で評価をするには少々早すぎるようにも感じられる。新規の購入ならばいざ知らず、既存のEcho Showシリーズから本製品への買い替えは、それほど焦らなくてもよいのではないかというのが本稿の結論だ。


従来の第3世代Echo Show 8(右)と比べ、ベゼルが狭くなったことが見た目もスタイリッシュになっている
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