6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰?:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
PCケース内部にも、机上にも置けるThermalrightの小型ディスプレイ「Trofeo Vision LCD」が売り出され、PCパーツショップで話題となっている。その背景にはメモリの高騰も潜んでいそうだ。
先週(2月1日週)、複数のPCパーツショップで話題になっていたのは、Thermalrightの小型ディスプレイ「Trofeo Vision LCD」だ。画面は1280×480ピクセルの6.86型で、背面にマグネットを備えている。価格は6500円前後だ。
「とりあえず賑やかにカスタムできますからね」――小型ディスプレイ人気の理由
PCとはUSB 2.0ヘッダーピン、もしくはUSB Standard-A端子で接続する。通常のディスプレイの画面拡張のようには使えないが、専用ユーティリティーを通して、PCのステータス表示やPC画面の指定範囲などを表示可能だ。音声出力やタッチ操作は非対応となる。
売れ行きは、どのショップも順調な様子だった。ツクモパソコン本店は「2025年から続いている小型ディスプレイ人気の流れでよく売れています。コンパクトで高コスパな上に、マシン内部にも机上にも置けるのがいいですね」と高く評価していた。
実際、2025年10月末に登場したCorsairのマルチタッチ対応ディスプレイ「XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreen」や、同時期に登場した映像表示のみの8.8型モデル「SM088」などは、さまざまなショップでロングヒットアイテムに挙げられている。
そして、これらの小型ディスプレイブームが起きた時期は、メモリなどの高騰と供給不足が顕在化した時期とちょうど重なる。別のショップは「マシン自体を強化しづらい状況の中で、小型ディスプレイは分かりやすくPC回りに機能や飾りをプラスできます。ましてTrofeo Vision LCDのように安価であれば、そりゃ求められますよね」と話していた。
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