羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー(3/4 ページ)
ゲーミングノートPCといえば派手な装飾を思い浮かべる人も多いかもしれないが、近年はオフィスやカフェなど日常の風景に溶け込む「ステルス」なデザインがトレンドになりつつある。マウスコンピューターの新モデル「G TUNE P5(レッド)」をチェックした。
高画質までなら十分なfpsを獲得
では、ここからはベンチマークで性能を評価していこう。最初に代表的なベンチマークのスコアを提示するので、比較検討の際の参考にしてほしい。
まずはCINEBENCH 2024だ。テスト結果はMulti Coreが912pts、Single Coreは106ptsだった。これはControl Center 3.0のパワーセッティングで「パフォーマンスモード」を選んだ場合のスコアとなる。「バランスモード」ではMulti Coreが671pts、Single Coreは110ptsと、Multi Core側にセーブがかかる。
普段使いはバランスモードで十分だと思われるが、ゲームなどここぞという際はパフォーマンスモードに切り替えたい。以降はパフォーマンスモードで計測したスコアを紹介していく。
次はシステムの総合的な性能を測るPCMark 10 Extendedだ。Overallは1万1876ポイントだった。内訳はEssentialsが9572、Productivityが1万9967、Digital Content Creationが1万2332、Gamingが2万2804といった具合だ。本命はゲーミングとして、ビジネスやクリエイティブ用途でも快適だ。
3DMarkの結果を見ていくと、Time Spyで1万3048ポイント、Steel Nomadで2961ポイント、Speed Wayで3334ポイントと、デスクトップ版RTXに置き換えるなら、おおむねGeForce RTX 5060(グラフィックスメモリ8GB版)相当のスコアと言えるだろう。
ここからは、ゲームベンチマークで実用的な解像度や画質設定を提示していこう。
「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」は、2560×1440ピクセル/最高品質で平均93.47fps/最小57fpsだった。最小fpsで見ると若干60fpsを割り込んでいるが、映像を見る限り、どのシーンか分からない程度だ。
平均fpsとの乖離(かいり)を考えると、60fpsを割り込んだシーンはごく一瞬のことだったのだろうと推測される。1920×1080ピクセル/最高品質では平均130.06fps/最小72fpsとなった。こちらも平均と最小の差が大きく感じるが、最小でも60fps以上の非常に滑らかな映像でプレイ可能だ。
続いては、「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」だ。本機のグラフィックスメモリが8GBという点で、フレーム生成をオンにしても解像度をフルHDに落としても「ウルトラ」はキツイ印象だ。ベンチマーク結果で表示される通しの平均fpsは悪くないのだが、実際にはところどころ30fpsを下回ってカクつくシーンが見られる。
このゲームを滑らかな映像で楽しむなら、画質設定は「高」まで(かつフレーム生成:オン)とするのがよいだろう。「高」設定の場合、2560×1440ピクセルでは平均104.37fpsでスコアが1万7775ポイント、1920×1080ピクセルでは平均121.46fps、2万703ポイントだった。
次は「サイバーパンク2077」だ。プリセットのデフォルトで行くと、レイトレーシング:低で77.98fps、レイトレーシング:中で56.23fpsといった具合だ。このような場合はフレーム生成(DLSS Frame Generation)をオンにしよう。レイトレーシング:中+DLSS FG 2xで91.84fps、レイトレーシング:ウルトラ+DLSS FG 3xで117.91fpsといった具合で十分にプレイ可能なフレームレートが得られた。
とはいえ、レイトレーシング:オーバードライブ+DLSS FG 4xでは22.71fpsというように、フレーム生成オンでも限界はある。
最後に「レインボーシックス シージエックス」を見ていこう。2560×1440ピクセルで画質をウルトラ+とした設定で、平均99fps/最小76fpsだった。これはよいとして、競技タイトルなのでパネル性能を最大に引き出す165fps超を出せる設定を探ってみよう。
プリセットを1段階下げた「最高」では平均157fps/最小126fpsだった。かなり滑らかな描画になったが、最小側も165fpsを超えてほしい。さらにもう1つ引き下げた「超高」では平均197fps/最小169fpsとなった。
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