リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓:武者良太の我武者羅ガジェット道(1/4 ページ)
展示会ブースでのミニセミナーを、リュック1つに収まる機材で実現! 小型モニターとAI搭載ミキサーを駆使した「超軽量PAセット」の構築術を公開します。
東京ビッグサイトや幕張メッセといった大型展示会場では、メインステージのみならず各出展ブースでもセミナーやトークセッションが盛んに行われています。ポスターやパンフレットだけでは伝わりにくい商材であっても、熱のこもった解説は来場者の理解を劇的に深めてくれます。これもまた、有効な展示テクニックの一つです。
普段は取材する立場の私ですが、2026年1月初旬に東京ビッグサイトで開催された「TOKYO DIGICONX」というイベントで、ブース運営のアルバイトをしました。せっかくの機会です。ミニセミナー、チャレンジしてみましょうか!
そこでPAスピーカーやミキサー、マイク機材を検討したのですが、公共交通機関を利用した搬入・搬出には厳しいものばかり。小さくても抱えて運ぶしかないサイズだし、声を広げるにはもっと大きな機材が必要になる。オールインワン機材は楽だけど、運用が重くなっちゃうのが難点です。
また「スピーカーを使うのはいいけど、会場内の通路で75dB以上のボリュームを出したら取り締まるよ!」という出展ルールがありました。一般的なPA用スピーカーは完全にオーバースペックとなってしまいます。
そこで決意しました。「よーし、こうなったら手持ちの機材をベースに、条件を満たすセットを作ってやろうじゃないか!」と。
チョイスした機材構成(リュックに入れたもの)
- マイク:DJI Mic Mini(DJI)
- ミキサー:PodTrak P4next(Zoom)
- スピーカー:iLoud Micro Monitor(IK Multimedia)
- ケーブル:3.5mmステレオXLR変換ケーブル、3.5mmステレオRCA変換ケーブル
といったわけで、今回導入した音響システム一式がこちらです。収納には「かわるビジネスリュック(SUPER CLASSIC)」を使用しました。総容量は20Lですが、ご覧のようにまだまだ余裕たっぷりです。実際にはこれらの機材の他に、13インチMacBook Air、延長タップ、ACアダプター、ケーブル類も入れて持ち込みました。
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