アキバの一部ショップでHDD購入制限の動き――大容量モデルを中心に品薄感:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
メモリやSSD、HDDの高騰と供給不安が恒常化する中で、ユーザーに向かって局所的な追い風や向かい風が吹いている。今週はHDD回りでちょっとした向かい風を感じた。
今週(3月29日週)、ドスパラ秋葉原本店がストレージの価格表に「HDD購入数制限のご案内」を表示した。購入できる台数を1グループにつき2台までに制限する。2月中旬まではその場所に「SSD購入制限のご案内」が貼られていたが、1カ月強の間は需給が落ち着いたこともあって、購入制限は見られなくなっていた。
ドスパラ秋葉原本店がHDDの購入制限
同店は「特にNAS向けの大容量モデルの人気が目立っています。供給が追いつかない状況で、やむなく制限をかけさせていただきました」という。
他店でもHDDの在庫が薄くなっており、SSDと比べてHDDのラインアップが少なくなっている傾向も見られる。ただ、空気感はショップによってまちまちだ。
パソコンSHOPアークは「コンシューマー向けはそこまでではないですが、エンタープライズ向けの大容量モデルはかなり入りづらい状況になっています」とのことで、別のあるショップからは「HDDの在庫は確かに薄くなっていますが、個人向けだとSSDの需要の方が目立っています。需給バランス的にはまだ大丈夫かなと」とのコメントが聞かれた。
総合すると、エンタープライズ向けHDDの供給が深刻な状況になっているという認識はどこの店舗でも共通していた。一方で、NAS向けのシリーズを含む個人向けHDDに対する見方はショップごとに認識に開きがある様子だ。
あるショップは「個人向けドライブも世界的に供給不足なのは確かですが、仕入れルートや在庫の具合によって深刻さは変わってくるのかなと思います。つまりショップ単位ということなのかなと」と話していた。
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