“新世代GoPro”として1型・5000万画素センサー搭載のプロ向けシネマカメラ「MISSION 1」シリーズ登場 マイクロフォーサーズレンズ交換式モデルも
米GoProが1型センサー搭載のプロ向け「MISSION 1」シリーズを発表した。新型GP3チップにより、8K60fps撮影や長時間駆動を実現。MFTレンズ交換式を含む3モデルを展開する。
米GoProは4月14日(現地時間)、“新世代GoPro”として予告していた1型センサー搭載のプロ向けシネマカメラ「MISSION 1」シリーズを発表した。
同社は「世界最小・最軽量かつ最も頑丈である」として、5000万画素の新型センサーと新開発のチップ「GP3」などを組み合わせ、過酷な環境下での8K撮影を実現したという。
同社のニコラス・ウッドマンCEOが「お客さまはGoProに、より大型のセンサー、世界最高レベルの低照度性能、高解像度と高フレームレート、次世代の画質、向上したオーディオ機能、より長い駆動時間、高温環境下でも抜群の信頼性など、あらゆる面でさらなる向上を求めていることを明確に示してきました。そして、まさにそれが、4月のNAB(放送機器展示会)で発表するGP3搭載カメラの最新ラインアップで実現するものです」と3月25日に予告していたもの。
ラインアップは、フラグシップの「MISSION 1 PRO」、マイクロフォーサーズ(MFT)マウントを採用したレンズ交換式「MISSION 1 PRO ILS」、ベーシック「MISSION 1」の3モデルだ。主な仕様は以下の通り。
- 「MISSION 1 PRO」:8K60fps/4K240fps/フルHD960fpsの撮影に対応。5000万画素、1型センサーを搭載した最上位モデル
- 「MISSION 1 PRO ILS」:8K60fps/4K240fps/フルHD960fpsの撮影に対応。MFTレンズ交換に対応したミラーレス仕様
- 「MISSION 1」:8K30fps/4K120fps/フルHD240fpsの撮影に対応。コストパフォーマンスを重視したベーシックモデル
新開発の1型センサーは、1.6μmの画素ピッチを持ち、クアッドベイヤー構造による3.2μm相当の画素加算(ピクセルビニング)により、最大14ストップのダイナミックレンジを実現した。これにより、従来の小型センサーでは難しかった暗所のノイズ抑制と、階調豊かな映像表現が可能になったという。
5nmプロセスで製造される新型プロセッサのGP3は、NPU(AI処理チップ)を内蔵している。高度な画像処理とともに、低消費電力化や刷新されたボディー設計による熱管理性能の向上などにより、4K30fpsで3時間以上、フルHD(1080p)30fpsで5時間以上の連続撮影が可能になったとしている。
MISSION 1およびPROモデルは、ハウジングなしで水深20mまでの防水性能を備える。背面には従来モデル比で14%大型化したOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、ユーザーがグローブを装着したままでも操作しやすいようボタン類も大型化している。
周辺機器のエコシステムも拡充した。24bit/48kHzのハイレゾ録音に対応した新しいワイヤレスマイクシステムや、入出力端子を拡張する「I/O Expansion Media Mod」、大容量バッテリー「Enduro 2 Battery」などを用意している。
MISSION 1 PROおよびMISSION 1は、5月21日から予約受付を開始し、28日にグローバルで発売する。レンズ交換式のMISSION 1 PRO ILSおよび各種クリエイターエディションは、2026年第3四半期に発売される見込み。
現時点で日本国内向けの販売価格は明らかにされていない。
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