Microsoftが4月度のWindows非セキュリティプレビューパッチを公開/PCI-SIGが次世代規格「PCI Express 8.0」のドラフト版を公開:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Micronが最大容量245TBのSSD「Micron 6600 ION SSD」を出荷開始
Micron Technologyは5月5日(現地時間)、容量245.76TBのデータセンター向けSSD「Micron 6600 ION」の出荷を開始したと発表した。商用提供されるSSDとして、世界最大容量をうたっている。
Micron 6600 IONはAIデータレイクやクラウド規模のオブジェクトストレージなどを想定した製品で、同等容量をHDDで構築する場合に比べ、必要なラック数を82%削減できるという。NANDには競合のデータセンター向けQLCより、少なくとも1世代先行するという自社の「G9 QLC NAND」を採用した。最大消費電力は30Wに抑えられており、同等容量のHDD構成と比較して半分の電力で済むという。
同社のラボ検証では、HDDベースのシステムに対しAIワークロードで最大84倍のエネルギー効率、8.6倍高速なAI前処理を実現し、レイテンシーは最大29分の1に短縮されたとしている。1EB規模で比較した場合、年間921MWh、CO2換算で438トンのエネルギー削減効果に相当するという。
フォームファクターはU.2とE3.Lの2種類で、Dell Technologiesも自社のAI向けストレージシステムへの採用を表明している。
PCI-SIGが次世代規格「PCI Express 8.0」のドラフト0.5版を公開
PCI-SIGは5月1日(現地時間)、次世代規格「PCI Express 8.0(PCIe 8.0)」のドラフト0.5版を参画メンバーのレビュー向けに公開した。2025年9月に公開されたドラフト0.3版へのフィードバックを反映したものとのことだ。
PCIe 8.0は、現行の最新世代であるPCIe 7.0の毎秒128GTから転送速度を倍増させ、レーンあたり毎秒256GTを達成する。x16構成では双方向で最大毎秒1TBの帯域幅を実現する。
仕様策定では生の転送速度向上に加え、コネクター技術の評価、プロトコルレベルでの帯域幅向上、追加技術による消費電力の低減、過去世代との後方互換性の維持を主要な目標に掲げている。AI/機械学習、データセンター、高速ネットワーキング、エッジコンピューティング、量子コンピューティングなど、データ集約型市場での活用を想定している。
PCI-SIGはPCIe 8.0仕様の最終リリースを2028年に予定しており、おおむね3年ごとに帯域幅を倍増させてきた従来のロードマップを維持する形となる。
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