レビュー

ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も(3/4 ページ)

MetaとEssilorLuxotticaが手掛けるAIスマートグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」が、ついに日本国内での販売を開始した。サングラスモデルの「Headliner」を実際に試用し、内蔵カメラの性能や「Meta AI」の使い勝手から、カメラ搭載型デバイスならではのプライバシー面での課題までを検証した。

スマートグラスの装着感は?

 実測重量は51.9gと、一般的なプラスチックフレームのメガネが20g前後であることを踏まえると、かなり重いと言える。また、ノーズパッドはフレームと一体のため調整できず、テンプルも固定だ。元がサングラスで1日中の装着を想定していないので、仕方がないところではあるだろう。調整幅がなく、骨格に合うかどうかが直接的に影響するため、やはり実物でフィッティングしてみることをおすすめする。

 メガネユーザーにとって気になる度付きレンズへの対応についてだが、日本ではRay-Ban直営店や正規販売店で対応できる。使用するレンズや店舗によって価格は異なるので、直接確認してほしい。

 見た目については、スピーカーとマイクを内蔵する関係でテンプルが通常の眼鏡より厚みがあるが、正面から見ると、意外と普通のサングラスに見え、あまり違和感はない。

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テンプルが太めだが、見た目は普通のサングラスと大差はない

内蔵カメラの性能はいかほど?

 カメラはフレーム左前面に内蔵され、静止画は3024×4032ピクセル、動画は1080p(30fps)/1080p(60fps)/3K(30fps)で撮影できる。動画の長さは、1分/3分/5分から設定可能だ。


動画の設定は、Meta AIアプリ(Android 10以降/iOS 17.2以降)から変更可能だ。動画の長さは1分/3分/5分、解像度とフレームレートは1080p(30fps)/1080p(60fps)/3K(30fps)から選択できる

 撮影は右テンプル上部の物理ボタンで行う他、「Hey Meta、写真を撮って」などの音声コマンドでも起動できる。音声コマンドは撮影までに若干のラグが発生するので、すぐに撮影したい場合は物理ボタンの方がいいだろう。ただ、音声コマンドは両手をフリーの状態で撮影できるというメリットがある。


右テンプルのボタンか音声コマンドで撮影を行う

 以下、実際にいくつか撮影したのでサンプルを載せておく。SNSにアップしたりする用途では十分な画質だろう。


赤がかなり強く、ビビッドな画質になる

水平を維持して撮影するのが意外と難しい

ビビッドな発色となるのは屋内でも同様だ

 なお、レンズ位置が装着者の左目側にオフセットされている都合上、手元を撮影する場合には自分で思っているよりも撮影範囲が左に、かつ上方にずれる結果、目線で捉えていた被写体は写真の右下寄りに写ることになる。遠景を撮影する場合には気にならないが、手に持っているものを写す場合などには気を付けた方がいいだろう。


スマートフォンを視界の中央に合わせて撮影したが、カメラ位置の関係で右に寄ってしまう。手元を撮影する場合は注意したい

 撮影時にはフレーム右前面のLEDが点灯し、周囲に撮影中であることを知らせる仕様だ。


撮影中は本体右前面のLEDが点灯する

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