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カメラが目に、視線が入力に! WWDC26で見えたAppleの新OSがもたらす「5つの未来」WWDC26(4/4 ページ)

Appleの開発者向け会議「WWDC26」では、「Apple Intelligence」の飛躍を軸に据えた新しい構成で発表が行われました。しかし、注目のAI機能は英語圏でも2027年までの段階的な展開が予告されており、「結局この秋、自分のiPhoneやMacはどう進化するの?」と疑問に思う方も多いはず。本記事では、WWDC26の膨大な発表内容を整理し、iOS 27やmacOS 27など各プラットフォームの独自の進化と、秋のアップデート直後からすぐに使える便利な新機能をOS単位でひもとく。

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全OS共通――デザインと足回り

Liquid GlassのUIは見づらいという人のためにガラスにつけた色の濃さを調整できるようになった

 例年に比べて少なめなのは、Apple Intelligence関連の機能以外にも全OS共通の改善点が多いからだ。

 2025年に登場した画面デザイン「Liquid Glass」は今回調整が入り、透明感を「ウルトラクリア」から濃い色付きまで調整できるスライダーで調整できるようになる。賛否が分かれた画面デザインだったが、読みやすさへの不満に応えつつ、最終的な濃さの判断はユーザーに委ねるという落とし所になったようだ(本来、ユーザーに代わってベストな状態を提示するのがAppleなのだが……)。

 検索は、Spotlight/写真/メールを支える索引基盤が再構築され、一日を通じて最新に保たれる。メールでは探していた1通が上位5件の「トップ結果」に出やすくなった。

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 だが、何といっても注目はOSの動作速度や反応速度の改善が図られたことだろう(7年前に発売されたiPhone 11でも、その恩恵を受けられる)。

 具体例として挙げられたのは以下の表の項目だが、それ以外にも随所で改善をしているという。


新OSによるパフォーマンス向上の例

 高速化で大きな効果があったというのは、CPUスケジューラーという計算資源を各処理に割り振るOSの中核部品の最適化だ。覚えきれないほど次々と新機能を追加する前に、土台を見直してブラッシュアップするAppleの姿勢には好感が持てる。

この秋に向けて

 各OSは開発者向けのβ版が提供中で、7月にパブリックβ、秋に無料アップデートとして一般に公開される。

 OS別に並べ直して見えてくるのは、共通の知性を土台に、各デバイスがそれぞれの入力手段――iPhoneはカメラ、iPadはペン、Macはキーボードと選択範囲、Watchはジェスチャー、Vision Proは視線――をSiriとの接点に変えていく構図だ。

 これがどこまで日常に根付くかは、今秋以降に実際の動作を確かめてから判断したい。Siri AIの日本語対応時期も含め、続報で追っていきたい。

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