レビュー

カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す(2/3 ページ)

日本HPの「HyperX OMEN 15(インテル)」をレビューする。カジュアル向けながら8000Hzキーボードや180Hz液晶を搭載し、同じGeForce RTX 5060 Laptop GPU搭載モデルをベンチマークテストで圧倒する実力も秘めている。

180Hzの高駆動ディスプレイと“8倍速い”キーボード

 ディスプレイには、2.5K(2560×1600ピクセル)解像度、アスペクト比16:10のIPS液晶パネルを採用。輝度は500ニトと明るく、sRGB 100%の色域をカバーしているため、非常に鮮やかな発色を楽しめる。

 同パネルの特性により、視野角による色調やコントラストの変化が少なく、より自然な画像や映像を描写できる。

 何より180Hzのリフレッシュレートは、一般的なゲーミングノートPCに多い144Hzや165Hzを上回る仕様だ。外部モニターを接続せずとも、本格的なeスポーツタイトルを快適にプレイできるポテンシャルを秘めている。

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180Hzの高リフレッシュレートに対応し、外部モニターなしでも本格的なeスポーツタイトルを快適にプレイできる

 ディスプレイ上部には、HDR自動切り替えに対応したフルHD Webカメラと、ノイズリダクション機能を備えたデュアルアレイデジタルマイクを搭載している。


ディスプレイ上部に備えられたフルHDのWebカメラとデュアルアレイデジタルマイク

 そして、本機のアイデンティティーともいえるのがキーボードだ。一般的なゲーミングキーボードのポーリングレートが1000Hz(1秒間に1000回通信)であるのに対し、本機はその8倍にあたる8000Hzという驚異的な数値を誇る。

 コンマ数秒の遅れが勝敗を分ける競技性の高いeスポーツにおいて、より正確かつ極めて低遅延な入力が可能になる点は、HyperXブランドならではの大きな強みといえる。

 キー配列にも工夫が凝らされている。ノートPCでは縮小されがちな矢印キーをフルサイズで確保しているほか、ゲームで多用するキーをRGBバックライトで色分けするなど、視認性と操作性の両立を図っている。


ポーリングレート8000Hzに対応し、低遅延かつ正確な入力を可能にするキーボード

第14世代Core i7とTGP 115W駆動のRTX 5060を搭載

 内部スペックに目を向けると、検証機は最新のIntel Core i7-14650HX(16コア24スレッド、最大5.2GHz)を搭載。グラフィックスには、Blackwellアーキテクチャを採用した最新のGeForce RTX 5060 Laptop GPUを組み合わせている。

 本機における最大グラフィックスパワー(TGP)は115Wに設定されており、このクラスのGPUとしては高いパフォーマンスを期待できる設計となっている。


第14世代Intel Core i7-14650HXと最新のGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載

 一方で、構成上注意しておきたいのがメモリ周りだ。本機は24GB(DDR5-5600)のシングルチャンネル(1枚挿し)構成を採用している。デュアルチャンネル構成に比べてメモリ帯域で不利になるため、ベンチマークスコアやフレームレートに影響を及ぼす可能性がある点は留意すべきだろう。

 幸いにもメモリスロットは2基(空きスロット1)を備えており、最大64GBまでの増設に対応する。将来的にさらなるパフォーマンスを追求したくなった際、アップグレードパスが確保されている点は、長期運用における大きな安心材料だ。

 しかし、昨今メモリ価格は類を見ないペースで高騰しており、追加購入のハードルは高い。とはいえ、標準で24GBの大容量モジュールを搭載しているため当面は快適に利用可能であり、急いで増設を無理に進める必要はない。

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