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サブスク不要で画面を持たない潔さ Polarの新型フィットネストラッカー「POLAR Loop」を「Fitbit Air」と比較スマートウォッチ ナビ(1/3 ページ)

ポラール・エレクトロ・ジャパンから、液晶画面を持たない完全スクリーンレス設計のフィットネスバンド「POLAR Loop」が登場した。2014年の初代モデルから約10年ぶりのリブートとなる本機が、どのようなユーザーに最適なのかを解き明かしていこう。

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 ポラール・エレクトロ・ジャパン(以下Polar)の「POLAR Loop」は、液晶画面を持たないフィットネスバンドだ。既に販売は始まっており、希望小売価格は2万9700円となる。カラーはブラック/ベージュ/ブラウンの3色で、各色ともS/MとM/Lの2サイズのリストバンドが付属する。


画面を持たないトラッカー「POLAR Loop」。本体カラーは写真のベージュ以外に、ブラックとブラウンの3色展開となる

 これに先立ち、2025年11月30日から2026年1月18日にかけてMakuakeで先行販売も実施されており、Polarとしては初のクラウドファンディング企画ながら、目標額の1801%(応援購入総額約900万円)を集めた格好だ。

 POLAR Loopという名前に、ピンとくる人がいるかもしれない。実は同名の活動量計が2014年初頭に日本で発売されており、今回はおよそ10年ぶりのリブートにあたる。

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 当時のLoopが赤色LEDで歩数を表示するディスプレイ付きだったのに対し、新型は画面そのものを廃した完全なスクリーンレス設計だ。中身としては、Polarが法人向けに展開していたヘルスケアデバイス「Polar 360」をベースにしたコンシューマーモデルという性格も持つ。センサーやソフトウェアはほぼ共通で、コンシューマー版では本体ケースをプラスチックからステンレスに変更し、バッテリー容量をわずかに増量している。

 そんなPOLAR Loopが登場した少し後、Googleも同じ「スクリーンレス」というコンセプトのフィットネストラッカー「Google Fitbit Air」を5月26日に発売している。価格は1万6800円だ。


Googleの新型ウェアラブルデバイス「Fitbit Air」(Obsidian)

 コンセプトが近い2製品が立て続けに登場した形だが、今回は実機を試用する機会を得たので、POLAR Loopを中心に要所でFitbit Airとの違いも交えながらその内容を確認していく。

外観・装着感:ステンレスケースが質感を高める落ち着いたデザイン

 POLAR Loopの本体サイズは、約42(幅)×27(奥行き)×9(厚さ)mm、重量はリストバンド込みで約29gだ。スクリーンも物理ボタンもないシンプルな外観で、ステンレス製のケースとバックルが質感を高めている。ビジネスシーンで腕に着けていても違和感のない、落ち着いた仕上がりとなっている。

 リストバンドは柔らかな繊維素材で、肌当たりは良好だ。多少幅があるものの、着けているのを忘れるというほどではないが、存在感は控えめだ。バンドはセンサーユニットに通して固定する構造で、別売りの交換バンド(3850円)は6色から選べる。


センサーユニットとバックルはいずれもステンレス製。バンドは繊維素材で柔らかい

 Fitbit Airと並べると、POLAR Loopは一回り大きく、重量もFitbit Airの約12g(バンド込み)に対して約29gと2.4倍近い。ただし腕に装着してしまえばその重量差を意識する場面は少なく、日常使用で「重い」と感じることはほぼなかった。

 防水性能はWR30(水深30m相当)で、水泳中の使用やシャワー/入浴での着用が可能とのことだ。


幅が広く存在感はあるが、腕に装着しても邪魔には感じない

Google Fitbit Air(左)とPOLAR Loop(右)の比較

 公称のバッテリー持続時間は最大8日間(24時間心拍計測時)だ。実際に使ってみたところ、24時間心拍計測を有効にした状態で、1日当たり約10%のバッテリー消費となっていた。実運用では9日以上バッテリーが持ったが、充電忘れを防止する意味でも、週1回の充電を習慣づけた方がいいだろう。


充電は付属のUSB Type-Cケーブルを使う。ケーブルの片方は本体裏面の専用磁気コネクターに接続する

 なお、POLAR Loopはバッテリー交換サービスに対応している。内蔵バッテリーが劣化してバッテリー持ちが悪くなってきた際には、Polarのカスタマーサポートに依頼することで交換が可能(有償)になっている。

 ユーザー自身が交換できるわけではないが、本体を長期間にわたって使い続けることを想定した設計になっており、製品寿命という観点では、使い捨てに近い構造の製品が多いこのカテゴリーでは珍しい方針だ。

 本体には約4週間分のデータを保存できるため、数日間スマートフォンと同期できない環境でも使い続けられる。

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