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ノートPCやスマホの「充電器(ACアダプター)」は何を見て選べばいい? ポイントは3つ(3/3 ページ)

最近はスマートフォン/タブレットだけでなくノートPCも「USB PD(Power Delivery)」対応が当たり前になった……のだが、その充電器(ACアダプター)は何を見て選べばいいのか。ポイントは3つです。

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高出力のケーブル分離式の場合は「ケーブル」も重要

 USB PD充電器の多くは、ケーブル分離式です。USB Type-Cポートの最大出力が60Wを超える場合、利用するUSB Type-Cケーブルにも注意が必要です。

 USB PD規格では、3Aを超える電流(60Wを超える電力)を通すケーブルには「eマーカー」と呼ばれる識別チップを内蔵する必要があります。100W(20V/5A)を超える電力を流す場合は、ケーブルのeマーカーが「Extended Power Range(EPR)」対応でなければなりません。

 eマーカーの有無(とEPR対応の有無)の確認は、デバイスと充電器のネゴシエーションプロセスで行われます。eマーカーが検出できない場合、給電が最大3A(60W)までに制限され、eマーカーがあってもEPR非対応の場合、給電が最大5A(100W)までに絞られます。

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 たまに見かける「100W(20V/5A)の電源入力に対応するノートPCに最大100W出力のUSB PD充電器をつないだのに、給電が60W止まりになってしまう」という事象は、多くの場合使っているケーブルが原因です。60W超の電流を流す場合はeマーカー付きのUSB Type-Cケーブルを、100W超の電流を流す場合はEPR対応のUSB Type-Cケーブルを用意してください。

 通常、USB Type-Cケーブルのパッケージには対応する最大給電能力が書かれています。また多くの場合、コネクターにも最大給電能力が記されています。それを目安に選ぶようにしましょう。


USB Implementers Forum(USB-IF)の認証を受けた Type-Cケーブルには、最大給電能力を示す数値ロゴがパッケージ(上)またはコネクター(下)に書き込まれます(画像はUSB 2.0準拠の場合:参考記事

 このように、USB PD充電器を購入する場合は「デバイスの電源入力の仕様」「充電器の電源出力の仕様」を、ケーブル分離式の場合は「接続するケーブルの仕様」をよく確かめてください。

 この記事が、無駄のない買い物の参考になれば幸いです。

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