Z.aiが320Bのモデル「GLM-5.3-Flash」を発表/OpenAIの自社チップ「ハラペーニョ」の性能が明らかに:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、8月23日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Intelが推論に特化した次世代GPU「Crescent Island」の概要を明らかに
Intelは8月24日、半導体の技術会議「Hot Chips 2026」で説明するデータセンター向けGPU「Crescent Island」の概要を公開した。学習ではなく、AIの推論に的を絞った製品だ。
公開された主な仕様は、Xe3Pをベースにした32基のXeコアと、256基のXMXエンジンだ。メモリは最大480GBのLPDDR5Xで、350Wの空冷PCIeカードとして提供する。
同社が前面に出しているのは性能そのものよりも、推論に掛かるコストの方だ。消費電力を抑えて導入しやすくした上で演算性能とメモリ容量を確保し、より大きなモデルや長いコンテキストを扱い、同時に動くエージェントを動かす用途に、既存の空冷設備のまま対応できるという。冷却の要求を下げ、設備の稼働率を上げることで、AI投資の回収を改善するという位置付けだ。
液冷を前提にした大型のAIアクセラレーターが増える中で、350Wの空冷PCIeカードという形は、稼働中のデータセンターに後から入れやすいという主張だろう。
Raspberry Piが「サイバーデッキ」を自作するためのガイドを公開
Raspberry Piは8月24日、自作の携帯型コンピュータ「サイバーデッキ」の作り方を解説する記事を公式ブログに掲載した。公式誌「Raspberry Pi Official Magazine」の第168号に載ったもので、同号はサイバーデッキの特集号として無料で読めるようになっている。
記事では、サイバーデッキは既製のタブレットやPCでは満たせない用途のために自作するコンピュータだとしている。構成要素は「頭脳」「周辺機器」「電源」「ケース」の4つに分けて説明する形だ。
作例の構成は、Raspberry Pi 5に7型のRaspberry Pi Touch Display 2(1280×720ピクセル)、128GBのRaspberry Pi Flash Drive、Bluetoothキーボードの「Rii RK302」、3Wのステレオアンプを内蔵したPimoroniの「Picade Max USB Audio」を組み合わせ、11.5型の防水ケースに収めるというもの。
電源はLiPoバッテリーとDC-DCコンバーターで、USB Power Delivery経由で5V/5Aを供給する。Raspberry Pi 5用のRTCバッテリーも取り付け、電源を切っている間も時刻を保つ。
電源の見積もり方は具体的だ。Raspberry Pi 5はUSBポートを全負荷で使う条件で25W、Touch Display 2は最大輝度で約3Wを消費するため、合計28W、5Vなら約5.6Aが必要になるという計算を示している。なお、LiPoバッテリーの扱いには注意が必要だとして、バッテリーのすぐ近くにヒューズを入れ、使用中はセル電圧を監視するよう勧めている。
関連記事
約63gの軽さと高輝度で快適! 4万円台で視度調整もあるスマートグラス「VITURE Pro 2」と8万円台のBeastを比較
前モデルから大幅進化を果たしたスマートグラス「VITURE Pro 2」が登場。約63gの超軽量ボディと視度調整機構、高輝度ディスプレイを備え、4万9880円を実現した本機の魅力と実力をレビューする。スマホと2台持ちしたい! 円形ディスプレイが魅力のデジタルオーディオプレーヤー「FIIO Snowsky DISC」を試す
平成レトロのブームが根強いなか、ポータブルCDプレーヤーを思わせるデザインのデジタルオーディオプレーヤー「Snowsky DISC」をFIIOが発売した。かわいらしい外観を備えた本製品の実力はどのようなものだろうか。レトロゲーム機風なのにAAAタイトルが動く、Ryzen 7 H255搭載ミニPC「ACEMAGIC Retro X3」を試す
PCパーツ高騰が続く中、存在感を増すミニPC。レトロゲーム機風デザインの「ACEMAGIC Retro X3」は、Ryzen 7 H255とRadeon 780Mを搭載し、FSR 4でAAAタイトルも狙える高コスパ機だ。Mac miniから始まる「M6」世代――初の2nmチップと、超絶物量のMac Studioを読み解く
新しい「Mac mini」は、新しい「M6チップ」を搭載している。新しいApple Siliconのお披露目にモバイルでない製品を選んだのはなぜなのだろうか。同じく新しい「M5 Ultraチップ」を搭載した「Mac Studio」と交えて考察したい。新型「Mac Studio」の“2番目に強い”構成は約325.4万円! クルマが買えるほどの値段に
8月25日に発表された新型「Mac Studio」は、M5 Ultraチップ搭載モデルで最小価格が94万9800円とかなり高価である。これをさらに“強々”にしたらいくらになるのだろうか……?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.