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新型「Mac Studio」の“2番目に強い”構成は約325.4万円! クルマが買えるほどの値段に“一番”はいくらになっちゃうの?

8月25日に発表された新型「Mac Studio」は、M5 Ultraチップ搭載モデルで最小価格が94万9800円とかなり高価である。これをさらに“強々”にしたらいくらになるのだろうか……?

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 既報の通り、Appleが8月25日(米国太平洋夏時間)に新型の「Mac mini」「Mac Studio」を発売した。

 メモリを中心とする部材価格の高騰により、Mac miniは14万9800円から、Mac Studioは41万9800円からと、先代と比べるとスタート価格からして高めだが、そこで気になるのがMac Studioの“とてもハイエンド”な構成の価格である。現時点では“最強”となる構成は受注していないため、“二番目に強い”構成の価格をチェックしてみよう。

 果たしていくらになるのか……?

Mac Studio
Mac Studioの2026年モデルは「新世界の怪物。」がキャッチコピー

Mac Studioの「固定構成」は2モデルある

 AppleのMacは、全てのシリーズにおいて「固定構成モデル」と「カスタマイズ(CTO)モデル」が用意されている。CTOモデルは「SoC(プロセッサ)」「メモリ」「SSD」など一部のスペックをカスタマイズ可能で、直販チャンネルの「Apple Store」(リアル/店頭)と、一部の大規模家電量販店で注文できる。

 Mac Studioの場合、固定構成モデルは以下の2種類が用意されている。どちらも、それぞれのSoCにおける“最小構成”である。

  • M5 Maxチップ(18コアCPU+32コアGPU)/36GBメモリ/512GB SSD
    • Apple Store価格:41万9800円
  • M5 Ultraチップ(30コアCPU+64コアGPU)/96GBメモリ/1TB SSD
    • Apple Store価格:94万9800円

 見れば分かる通り、ハイエンド寄りのM5 Ultraチップモデルは“つるし”の最小構成でも約95万円スタートである。ここから“最強”にしていくといくらになってしまうのだろうか……?

固定構成
Mac Studioの固定構成モデルは、M5 MaxチップとM5 Ultraチップで1種類ずつ用意されている

カスタマイズできるのは「SoC」「メモリ」「SSD」

 Mac Studioの場合、CTOモデルにおいて本体絡みでカスタマイズできるのは「SoC」「メモリ」「SSD」の3要素だ。ここからは、M5 Ultraチップ構成のカスタマイズオプションをチェックしていく。

SoC:2択

 まずSoCだが、M5 Ultraチップ自体のCPUコアとGPUコアの数をカスタマイズできる。標準では「30コアCPU+64コアGPU」のSoCを搭載しているが、CTOモデルでは「36コアCPU+80コアGPU」のSoCに変更できる。標準SoCとの価格差は23万4000円だ。

SoC
M5 Ultraチップを「36コアCPU+80コアGPU」に変更すると、23万4000円増しとなる

メモリ:現状では2択(後日3択に)

 メモリは標準で96GBだが、CTOモデルでは「256GB」に変更できる。選択肢はこの2択で、ある意味で“究極の選択”ともいえる。標準容量との差額は72万円だ。

 なお、最大容量の512GBメモリの構成はM5 Ultraチップを「36コアCPU+80コアGPU」に変更しないと選択できない。また発売が10月下旬と、他の構成と比べて遅れる。

 512GBにすると果たしていくらプラスになるのか――今から戦々恐々である。

メモリは2択
メモリは96GB(標準)と256GBの2択で、3択目の512GBの価格はまだ提示されていない

SSD:5択

 そしてSSDは標準で1TBを備えるが、CTOモデルでは「2TB」「4TB」「8TB」「16TB」に変更できる。価格は以下の通りだ。

  • 2TB:9万円
  • 4TB:27万円
  • 8TB:63万円
  • 16TB:135万円

 “ストレージあるある”な話だが、単純に「容量が2倍になれば価格も2倍」というわけではない。2TBと16TBの比較では「容量を8倍にすると価格は15倍になる」という状況だ。SSDに欠かせないNANDフラッシュメモリは、容量密度が高いほど価格も高くなるので仕方ないとはいえ、値段の上がり方のカーブはなかなかのものである。

ストレージ
SSDは5択あり、最大容量の16TBにすると135万円プラスとなる

“2番目に強い”構成はいくらに……?

 現状では512GBメモリを選択できないので、「36コアCPU+80コアGPU」「256GBメモリ」「16TB SSD」という“2番目に強い”構成でCTOモデルを構成してみると、以下のようになる。

  • 標準構成価格:94万9800円
  • SoC変更:23万4000円
  • メモリ増量:72万円
  • SSD増量:135万円
  • 合計:325万3800円

 ということで、Mac Studioの“2番目に強い”構成は325万3800円となった。まずまずの普通乗用車を買えるレベルである。法規制に伴う安全装備の拡充もあって、クルマもだいぶ高くなった。それでも、クルマ級の価格なのは結構ビックリしてしまう。

高いなぁ
Mac Studioで2番目に強力な構成は325万3800円となった

 なお、Mac StudioではThunderbolt 5(USB 80Gbps)ポートを使った「クラスタコンピューティング」に対応している。今回の構成を4台用意してクラスタリングした場合、その価格は1301万5200円(+Thunderbolt 5ケーブル×3本)となる。高級車も買えるレベルの価格となるが、LLM(大規模言語モデル)ベースの多パラメーターAIを動かすことを考えれば、下手にサーバを構築するよりは“安上がり”ではある。

 日常のあれこれをするだけなら、これだけの“高級”マシンはいらないだろうが、AIを含めた高度な演算処理をするのなら、むしろ合理的なのかもしれない。

 それにしても、メモリを512GBにした“最強構成”は、一体いくらになるのだろうか……?

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