3万~4万円台のスマートウォッチおすすめは? スポーツ向けとWear OS搭載、どちらを選ぶか(2/4 ページ)
運動も普段使いもしたいAndroidユーザーに向けて、スポーツ向けとWear OS搭載のスマートウォッチを比較する。必要十分な機能を備えた製品を価格帯別に選び、Amazon.co.jpで販売中の6製品を紹介する。
どちらを選ぶ? 使い方別に整理する
週に何度も走る人や、長時間のGPS記録を取りたい人、充電の回数を減らしたい人には、スポーツ向けモデルが向く。数日間充電できない旅行や出張でも使いやすいと考えられる。
一方、通知を確認するだけでなく、アプリを追加してウォッチでできることを増やしたい人や、Googleのサービスを手元で使いたい人には、Wear OS搭載モデルが合う。毎日の充電を習慣にできるかどうかが、判断の分かれ目になる。
腕で改札を通りたい人は、Suicaに対応するかどうかも確認しておきたい。対応状況は同じタイプの中でも製品によって異なるため、後ほど整理する。なお、Wear OSを搭載するGalaxy WatchやPixel WatchはiPhoneと組み合わせて使えない。将来iPhoneに乗り換える可能性があるなら、iOSにも対応するガーミンの方が使い続けやすいだろう。
スポーツ向けの強みは電池持ちとGPSの記録
スポーツ向けモデルの分かりやすい利点は、電池持ちが長いことだ。「ガーミン Forerunner 165」はスマートウォッチモードで約11日間、「ガーミン Forerunner 170」は約10日間の稼働をうたう。一方、「Galaxy Watch FE(40mm)」と「Galaxy Watch7(LTE、44mm)」の公称値は最大40時間で、毎日に近い頻度で充電することになると考えられる。
GPSを使って記録する場合の稼働時間は、Forerunner 165が約19時間、Forerunner 170が約20時間だ。長時間のレースや練習でも、電池残量を気にせず使えるとみられる。ランニングパワーやケイデンス、歩幅といったフォームの指標や、体の状態を踏まえたワークアウトの提案など、走る人に向けた機能がそろう点も強みだ。
走る時間が長い人に向くガーミンのスポーツ向けモデル
ここからは、比較した製品を紹介する。まずはガーミンのランニングウォッチ「Forerunner」シリーズの2製品だ。どちらも1.2型の有機EL(AMOLED)ディスプレイを備え、iOSとAndroidの両方で使える。主な違いは、発売時期と搭載するセンサーの構成にある。
長い電池持ちとSuica対応を手頃な価格で得られる「ガーミン Forerunner 165」
ランニングを始めたばかりの人や、予算を抑えたい人がまず検討したいのがForerunner 165だ。Amazon.co.jpでは、参考価格3万9800円から16%オフの3万3600円で販売している。
2024年2月に発売されたエントリー向けのランニングウォッチで、重さは39gと軽い。GPSに加えてGLONASSやGalileo、みちびきの電波も受信し、走ったルートや距離を記録する。地面に加えた力を示すランニングパワーや、コースのデータを基にペース配分を案内するPace Proも備える。睡眠スコアやBody Batteryで、日々の体調も確認しやすい。この価格は、音楽を本体に保存する機能がないモデルのものだ。音楽保存機能が必要な場合は、対応モデルかどうかを購入前に確認しておきたい。
坂道の多いコースを走る人や、練習の管理まで任せたい人に向く「ガーミン Forerunner 170」
同じForerunnerでも、新しいモデルで記録できる項目を増やしたいならForerunner 170が候補になる。参考価格4万7800円から17%オフの3万9591円になっている。
2026年5月に発売されたモデルで、高度計や気圧計、電子コンパス、ジャイロセンサーを備える。ケイデンスや歩幅、接地時間といったフォームの指標を表示する他、心拍変動(HRV)や運動の履歴を基に、その日のワークアウトを提案するという。スマートウォッチモードの稼働時間は約10日間で、常時表示にすると約4日間になる。GPSモードでは約20時間、複数の衛星を使うマルチGNSSモードでは約14時間だ。Forerunner 165より価格は上がるため、追加された機能を使うかどうかで選びたい。
Wear OS搭載の強みはアプリとGoogleのサービス
Wear OS搭載モデルは、ウォッチ上のGoogle Playストアからアプリを探して追加できる。スマートフォン向けアプリの全てがウォッチに対応しているわけではないが、対応するアプリを入れれば、使い方を自分好みに広げられる。
ガーミンのウォッチにも、「Connect IQ」ストアから文字盤やアプリ、データ項目などを追加する仕組みがある。ただ、トレーニング中の表示や文字盤のカスタマイズが中心で、汎用的なアプリの選択肢はWear OSの方が多いと考えられる。
決済はSuicaに対応するかどうかを確認したい
スポーツ向けとWear OS搭載のどちらを選ぶ場合も、決済の対応状況は確認しておきたい。Forerunner 165と170はSuicaに対応する。Galaxy Watch7はFeliCaを搭載し、Google ウォレットに登録したSuicaやiD、QUICPayで支払える。2026年9月からは、Androidスマートフォンの「モバイルSuica」アプリで、ウォッチ上のSuicaへのチャージや定期券の購入もできるようになった。一方、Galaxy Watch FEはFeliCaに対応しておらず、SuicaやiD、QUICPayでの支払いには使えない。
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