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ゴジラ襲来の避難検証からマンドレイクの試食まで! 「CEATEC 2026」で見つけた驚きの技術5選(1/4 ページ)

10月13日から16日まで幕張メッセで開催された「CEATEC 2026」では、かなり幅広いテクノロジーに関する展示が行われた。この記事では、筆者の独断と偏見で気になったブースを見ていこうと思う。

 JEITA(電子情報技術産業協会)は10月13日から16日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)においてデジタルイノベーション総合展「CEATEC 2026」を開催した。

 CEATECは1962年にEIAJ(日本電子機械工業会:現在のJEITAの前身の1つ)が開催した「日本電子工業展」を起源とする展示会で、今回は「CEATEC」になってから8回目(「CEATEC JAPAN」から数えると26回目)の会となる。

 今回のCEATEC 2026のテーマは「Transformation(変革) - 企業が、産業が、そして社会が変わる -」で、大小さまざまな企業や団体が、新技術や研究/開発中の技術、新製品などを展示していた。この記事では、筆者が初日(10月13日)にブースを回って見つけた、「革新的!」と筆者が感じたものを紹介したい。

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幕張メッセで開催されたCEATEC 2026

NECパーソナルコンピュータ:仕事の仕方が変わるかも?

 NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は、法人向けPCブランドをコンシューマー(個人)向けの「LAVIE」に統一してから初めてのブース出展となった。同ブランドのビジネスノートPC、モバイルノートPC、2in1 PCと、個人向けにも展開しているAndroidタブレットなど、さまざまなタイプの端末を展示していた。


NECパーソナルコンピュータのブース

 同社ブースでは、来場者が自身のスマートフォンでスタッフから示された二次元コードを読み取ると、「仕事に求めるPC像」のアンケートに回答できるようになっていた。全てに回答すると、「普段の仕事にぴったりなPC」を知ることができる仕組みだ。

 ちなみに筆者もやってみたのだが、普段から使っている「モバイルノートPC」がピッタリと判定された。


展示していたモバイルノートPC群。一番左の「LAVIE BM94C」は、最軽量構成で1kgを切る重量ながらも、バッテリー駆動時間が最大20時間超だという。これなら、わざわざACアダプターやモバイルバッテリーなどを持ち歩かなくて済みそうだ

 その他、ビジネスノートPCの展示台では、Windows標準の「ペイント」アプリを使って「Copilot + PC」の実力を試せるようになっていた。

 ペイントアプリのCopilot+ PC限定機能として「コクリエイター」という機能があるが、構図が分かる程度に図形を描いた上で、プロンプト(自然言語)で簡単な指示をすると、リアルな家屋の外観が生成された。Copilot+ PCのデモンストレーションとしては“定番”ではあるものの、やはり来場客の中には驚く人も多かった。


絵は消されてしまったが、筆者が見た時には、積み木のように三角と四角を組み合わせただけのイラストから、かなりリアルな家の画像が右側のペインに生成されていた

 興味深かったのは、PCに不調が出た時に、情報システム担当者(情シス)やサポートセンターに連絡することなく、自己解決できる独自アプリ「AI Plus Biz」だ。

 メールであれ、電話であれ、情シスやサポートセンターで相談しようとすると、なかなか連絡が付かなかったり、付いたとしても返信が遅くなってしまったりすることがある。場合によっては、自分の仕事が止まってしまうことにもなりかねない。

 その点、このAI Plus Bizであれば、ハードウェアに起因する(≒修理しなければならないような)問題“以外”であれば、おおむねその場で自己解決できる。修理が必要と判断された場合も連絡先を教えてくれるので、サポート情報が記載された書類を探さずに済む。


PCの不調が出たときにすぐに相談できる「AI Plus Biz」は、周囲の人やサポートに質問するより気軽で良い

 Androidタブレットでは「LAVIE Tab EX」が印象的であった。専用のスタイラスペン「デジタルペン4」を使うと、ツルツルとしているはずのディスプレイ面に描画した際に「ザリザリ」という紙に筆記したような感触が手に伝わるのだ。これは、ペン側にハプティックフィードバックを搭載することで実現しているという。

 結果として、LAVIE Tab EXとデジタルペン4を組み合わせて使うと、まるで紙に書いているような、自然な書き心地を得ることができる。いわゆる「ペーパーライクフィルム」を貼り付けることなく、「紙に描く(書く)方が好き」というニーズを満たせるのは面白い。

 また、本体側面にマグネットで吸着して充電する仕組みなので、専用の充電ケーブルを持ち歩く必要がないのも良い。文教分野での利用が多いというのもうなずける。


LAVIE Tab EXのディスプレイは、ツルツルとした光沢(グレア)加工となっている。しかし、専用の「デジタルペン4」を使うと、ハプティックフィードバックによって紙に描き(書き)込んでいるような感覚を得られる

他にも「LAVIE Tab T12N」や……

「LAVIE Tab T11N」も展示されていた

 NECPCのブースでは、AIアプリを手掛けるK-kaleidoの展示コーナーも設けられていた。

 K-kaleidoは、自社で運営するプラットフォーム「AI Edge Hub」上で業務用AIアプリ群を配信している。AI Edge Hubで配信しているアプリは、全てIntel製CPUに統合されたNPUに最適化されており、秘匿性の高いデータもローカルAIを使って安全に処理できることを売りとしている。

 例えば「スピーチコネクト」では、会議や商談をリアルタイムに文字起こしできる。その内容を「言の記(コトノキ)」(近日発売予定)に取り込めば、議事録の作成や要約を自動で行ってくれる。必要な時に過去の議事録を簡単に探せるので、全ての会議を企業の資産に変えられる。

 「KnowStep」(近日発売予定)は、企業内のマニュアル(手順書)の作成を劇的に簡素化するソリューションだ。KnowStepを立ち上げた状態で業務アプリやExcelなどを操作すると、自動的に画面の録画を開始する。それだけでなく、マウスでクリックした箇所全てのスクリーンショットを自動保存するので、いちいち操作の手を止めてスクリーンショットを撮影する必要がない。一連の操作を終えると、AIが録画内容を分析し、用意した文章と保存したスクリーンショットを照合し、手順書を自動作成してくれる。


K-kaleidoの製品群。「スピーチコネクト」は既に発売済みで、「言の記」は2026年内に、「KnowStep」は2027年にローンチ予定だ
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