PC初心者も簡単・快適!――ScanSnapと「楽2ライブラリ パーソナル V4.0」で始める電子ファイリング第3回:楽2ライブラリ パーソナル(2/3 ページ)

» 2007年02月20日 10時00分 公開
[瓜生聖,PR/ITmedia]
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第1回:レビュー
ドキュメントスキャナの決定版――さらに進化した「ScanSnap S510」

スキャナという言葉から、ガラスの原稿台を持つ小型コピー機のようなフラットベッドスキャナを思い描く人は多いのではないだろうか。しかし、2007年1月現在、ユーザーの口コミレビューや価格比較の最大手サイトで最も人気のあるスキャナは、ドキュメントスキャナと呼ばれるものだ。その人気の理由をPFUの最新モデル「ScanSnap S510」から探ってみる。


第2回:シーン別活用術
「ScanSnap S510」でここまで進化――ワンランク上の情報活用術

なんとなく捨てられずにたまっていくビジネス文書や請求書の束。積もり積もった印刷物の地層を目の前にして途方に暮れた経験があるのなら、PFUの「ScanSnap」は最良の解決策だ。


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私は如何にして“収納”するのを止めて“捨てる”技術を身につけたか。

「ScanSnap」を単なるドキュメントスキャナと侮ってはならない。ScanSnapはペーパーレス化や省スペース化だけでなく、生産性向上やセキュリティ強化をも実現するツールでもあるのだ。気鋭の通信・ITSジャーナリストで企業の客員研究員でもある神尾寿氏に、その本質を語ってもらった。[2005/06/14]


直感的に電子データを管理できる「楽2ライブラリ」

 それでは実際に楽2ライブラリを使いながら、そのメリットを見ていこう。まずはじめに、メイン画面の左側で書庫・キャビネットを作成した後、ツールバーの「バインダ作成」を選択して新規バインダを作成する。資料室の中に本棚を設置し、そこにバインダを入れるイメージだ。キャビネットの中のバインダの位置は、手で動かすのと同じようにドラッグ&ドロップで自由に移動できる。また、バインダに綴じこむページはもちろん、ScanSnapを使って取り込める。

バインダの位置は自由に変えられる(画面=左)。「アプリケーションの設定」ボタンからスキャンしたデータの保存先を選択できる(画面=中央)。スキャンしたデータを綴じこむバインダを選択(画面=右)

資料の閲覧も現実そっくり

 作成したバインダをダブルクリックするとバインダが開く。見て分かるとおり、これも本物そっくりに作られている。右ページでクリックすれば右に、左ページでクリックすれば左にめくられていく。非常に分かりやすい。

 バインダは通常、見開きモードで表示されているが、ページの中央寄りをダブルクリックすると1ページモードになり、より大きく表示できる。さらに拡大表示させたければページ上をドラッグして範囲指定すればよい。また、横書きページが含まれているときは回転させて表示させることも可能だ。なお、バインダには付箋紙、マーカ、スタンプなど、メモをつけることができる。元原稿には修正が加えられないため、不用意にオリジナルを変更してしまう心配はない。

 最近はPC用の電子ブックビューアにもぱらぱらとページをめくる機能を備えたものが増えてきた。このようなフリッピングインタフェースは、従来のスクロール方式が持つ欠点を補うものとして注目を集めている。ページをめくるという親しみやすい動作にあわせて、視界に完全に収まる視認性のよい単位(ページ)にまとめられた情報を、前後の関係を把握しながら高速に読み取ることができる優れた方法だ。

バインダはパラパラめくりでページを閲覧できる(画面=左)。横方向で表示した例(画面=中央)。付箋紙、マーカ、スタンプの例。付箋紙は少しはみ出させておくとしおり代わりにも利用できる(画面=右)

さらに進んだ活用方法も

 楽2ライブラリの最大の特長は、現実を模したインタフェースだが、もちろん電子ファイルならではの機能も充実している。例えば、ScanSnapからのスキャン以外にも、さまざまなアプリケーションの文書を直接取り込めるのは大きなメリットの1つだ。

 取り込む際にはその文書に関連付けられた印刷機能を使用し、楽2ライブラリインストール時に追加される仮想プリンタ「Raku2 ImageWriter」をプリンタとしてイメージ変換を行う。そのため、印刷機能が搭載されているアプリケーションに関連付けられた文書であれば、原則として種類を問わず利用できる。さまざまな文書が混在するオフィスでは重要視されるポイントだろう。

 また、WordやExcelなどのアプリケーションで作成した電子文書は、ドラッグ&ドロップで取り込むことができる。

 そのほか、選択したページをPDFや画像ファイルに変換し、メールで送信することもできる。メールソフトの起動が設定できるので、Outlook/Outlook Express以外のメーラーでも使用することが可能だ。また、バインダのエクスポート機能を用いれば、ビューアを同梱したインストール不要の実行ファイルとして1ファイルにまとめられるので、社内での資料のやり取りも手軽に行える。

2ライブラリをインストールすると仮想プリンタもインストールされる。文書の種類を問わない柔軟性の秘密だ(画面=左)。楽2ライブラリのバインダはPDFあるいは実行ファイルにエクスポートできる(画面=中央)。標準のメールソフト以外でも利用可能(画面=右)

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提供:株式会社 PFU
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月5日