高画質な2D映像をベースに手軽な「3D立体視」もプラス!――「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)」三菱電機のマルチメディア液晶、どれを選ぶ?

Blu-ray 3Dをはじめ、YouTubeやデジタル放送など幅広い3D映像を手軽に楽しみたいという先進的なユーザーに最適なのが、「マルチメディアアドバンス」モデルの「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)」だ。三菱電機のマルチメディア液晶ディスプレイで唯一、3D立体視に対応したモデルとなる。

» 2011年06月29日 10時00分 公開
[ITmedia]
PR

2D映像も3D映像もこれ1台で幅広く対応できる「マルチメディアアドバンス」モデル

 「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)」はその名の通り、3D立体視に対応した23型フルHD液晶ディスプレイ。マルチメディア液晶ディスプレイの定番モデル「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-S(BK)」と「Diamondcrysta WIDE RDT233WX(BK)」をベースに、“手軽な3D立体視”という付加価値を加えた「マルチメディアアドバンス」モデルだ。

「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)」(写真=左)。付属の3Dメガネは偏光方式で電池いらずなので、重量が約20グラムと軽く、取り扱いも楽だ(写真=右)

 RDT233WX-3D(BK)は3D立体視の実現方法として偏光方式を採用する。液晶パネル表面の偏光フィルムを通じて右目用と左目用に光を分け、それを偏光メガネで受け止めることで、脳内で左右の画像を合成し、立体感のある3D映像を得る仕組みだ。1枚の画像から左右用に映像を分けるため、見た目の縦解像度が少し低下するものの、クロストーク(2重に像が重なるノイズ)やチラツキ感が少ないほか、3Dメガネは電池が不要で約20グラムと軽いため、取り扱いの負担が小さく、カジュアルに3D立体視が楽しめる。

 2系統のHDMI 1.4入力も備えているので、フレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトム、ラインバイラインといった幅広い3D映像に対応しており、Blu-ray 3Dをはじめ、YouTubeやBS/CS放送の3D番組といった、さまざまな3D映像コンテンツの立体視が可能だ。見たい3D映像コンテンツがない場合でも、2Dの動画や静止画を疑似的に3D化して立体視できる「2D→3D変換機能」によって、奥行き感のある映像を気軽に楽しめたり、3Dの深度をユーザーが柔軟に調整できるのはありがたい。

 映像入力は2系統のHDMI 1.4に加えて、DVI-D、D-Sub、D5をそろえているが、D5以外の端子は3D映像の入力もサポートしている点に注目したい(端子によって対応する3D映像フォーマットは異なる。対応状況は下表を参照)。

偏光方式の3D立体視では、偏光フィルムと偏光メガネを組み合わせることで、左右の目にそれぞれ異なる映像を見せて、それを脳内で合成させることにより、3D立体視を実現する

RDT233WX-3D(BK)が対応する3D映像のフォーマット
3D映像フォーマット フレームパッキング サイドバイサイド トップアンドボトム ラインバイライン
D-Sub入力
DVI入力
HDMI入力 ○(※)
※HDMI 1.4の3D規格対応機器と接続した場合

 もちろん、3D立体視に注力したモデルだからといって、2D映像のクオリティにも手は抜いていない。今回紹介する6モデルのうち、RDT233WX-3D(BK)のみ半光沢(ハーフグレア)の液晶パネルを採用しており、色鮮やかな発色と、画面への映り込みが少ない視認性の高さを両立しているのは特筆できる。

 超解像技術を提供する「ギガクリア・エンジンII」が白飛びや黒つぶれを細かく調整する「エリアコントラスト」に対応し、高画質化ソフトの「ギガクリア・ウィンドウ」が標準添付されるといった点は、同じ「マルチメディアアドバンス」モデルの「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-Z(BK)」と共通で、「マルチメディアスタンダード」モデルのRDT233WX-S(BK)/RDT233WX(BK)より優位に立つ。

 また、デジタル入力どうしの親子画面表示に対応したPinP(ピクチャーインピクチャー)、低解像度入力時の柔軟な画面サイズ変更、プレイステーション・ポータブル(PSP)の画面比率を崩さずに拡大表示できるAVアスペクト、480iや1080iのインターレース信号を高品位にプログレッシブ変換する3次元IP変換、3D立体視の機能を手元で手軽に操作できるフルリモコンといった付加価値も備えている。

 これだけ高機能な液晶ディスプレイながら、ボディにRDT233WX-S(BK)/RDT233WX(BK)と同じ薄型デザインを採用しているのも見逃せない。本体部分に電源を内蔵しながら厚さを39ミリに抑えた(スタンド含まず)ほか、取り付け位置を変更することで、3段階(1段階:15ミリ)に高さを調節できる頑丈なアルミダイキャストのスタンドが、見た目にも満足度を高めてくれる。

側面と背面に分けて配置されたインタフェースの構成は、RDT233WX-Z(BK)、RDT233WX-S(BK)、RDT233WX(BK)と同様だ(写真=左/中央)。3D映像フォーマットの切り替えや深度調整なども手元で行えるフルリモコンが付属する(写真=右)

 ひょっとしたら、液晶ディスプレイの3D立体視について、「何だか難しそう、見たい3D映像コンテンツがない、本体価格が高い、まだ導入は早い」など、マイナスイメージを抱いている人は少なくないかもしれない。しかし、RDT233WX-3D(BK)ならば、幅広い映像コンテンツを手軽に3D立体視でき、しかもRDT233WX-S(BK)との価格差は1万円程度で済む。Blu-ray 3Dやネットの3D動画に少しでも興味があるならば、今から積極的に検討してほしい。

「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)」のまとめ

こんなユーザーにおすすめ

  • Blu-ray 3Dをはじめ、YouTubeやデジタル放送など幅広い3D映像を手軽に楽しみたい先進ユーザー

主な特徴

  • 業界初のIPS方式3D液晶ディスプレイ
  • HDMI 1.4の採用で、さまざまな3D映像に対応
  • 偏光方式の採用で、付属の3Dメガネだけで立体視を手軽に楽しめる
  • 2D→3D変換、3D深度調節機能も装備
  • “IPS方式”で最速3.8ms(2D)の応答速度(オーバードライブ・チェンジャー)
  • 超解像技術「ギガクリア・エンジンII」
  • デジタル2画面対応のPinP機能
  • HDMI×2、D5×1、DVI-D×1、D-Sub×1と豊富な入力端子
  • フルリモコン付属(3D機能の設定に対応)
  • 白色LEDバックライトと薄型電源を採用した厚さ39ミリの薄型キャビネット

ほかと違うポイント

  • 6モデルの中で唯一の3D立体視対応
  • HDMI 1.4+偏光方式3Dにより、幅広い3D映像コンテンツを手軽に立体視できる
  • 偏光方式なので120Hz駆動のパネルではない(倍速補間や3D Visionは非対応)


「Diamondcrysta WIDE RDT233WX-3D(BK)」の主な仕様
製品名 Diamondcrysta WIDE
形名 RDT233WX-3D(BK)
カテゴリー マルチメディアアドバンス
液晶方式 IPS 60Hz(ハーフグレア)
3D立体視 偏光方式
倍速補間
シネマモード
MP ENGINE
超解像技術(本体内蔵) ギガクリア・エンジンII
超解像技術(対応ソフト) ギガクリア・ウインドウ
応答速度(GTG) 3.8ms(2D時)
MPRT
スルーモード
バックライト 白色LED
輝度 250カンデラ/平方メートル
コントラスト比 5000:1 (CRO非動作時1000:1)
表示色 約1677万色 (10ビットガンマ
視野角 上下178度、左右178度 (3D 上下12度/クロストーク10%以下)
PinP デジタル/デジタル入力対応
3次元IP変換
DV MODE 8モード(スキップ対応)
画面サイズ(スケーリング) フル、アスペクト、2×ズーム、リアル
AVアスペクト(ポータブル)
オーバースキャン 100%、98%、95%、93%
EASYCOLOR!3
ECO Professional
映像入力 (HDMIは音声も入力) ミニD-Sub、DVI-D(HDCP対応)、HDMI 1.4×2、D5
音声入力 RCA L/R、ステレオミニ
音声出力 ヘッドフォン(ステレオミニ)
ステレオスピーカー 2ワット+2ワット
ウーファー
DIATONEリニアフェイズ
リモコン フルリモコン
チルト調整 上20度、下5度
スイベル調整
高さ調整 15ミリ×3段階(スタンド装着位置変更)
壁寄せスタンド
縦型表示
デザイン 薄型デザイン(本体厚39ミリ)、アルミダイキャストスタンド
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) 545×170×最大394ミリ
重量 約4.4キロ
消費電力 標準48ワット、スリープ/オフモード時1ワット以下
実売価格 5万2800円前後


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:三菱電機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年7月19日