ただのUltrabookはもういらない!?――“4つのスタイル”で差がつく「FMV LIFEBOOK TH90/P(WT1/P)」ノートPCの進化は“コンバーチブル”へ(1/3 ページ)

見た目はスタイリッシュなUltrabookそのものだが、タブレットをはじめ、4つのスタイルに変形できる機構もスマートに搭載。“新世代”の魅力が詰まったコンバーチブルタイプのUltrabookは、PCの買い替えや新規購入で積極的に検討すべき製品だろう。

» 2014年02月26日 10時00分 公開
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第4世代インテル® Core™ プロセッサーは、高いパフォーマンスと長時間のバッテリー駆動を両立。必要に応じて自動で動作周波数を引き上げる機能、強化されたビルドイン・ビジュアル機能により、PCの可能性を大きく広げているのが魅力だ。


ノートPCにタブレットの魅力を加える「コンバーチブルタイプ」

富士通の新モデル「FMV LIFEBOOK THシリーズ TH90/P(カスタムメイドモデル:WT1/P)」。見た目はスタイリッシュなUltrabookだが、ディスプレイのヒンジに秘密がある

 ここ2〜3年、PC業界の主役は「Ultrabook」だった。薄型軽量ボディで高性能、そして長時間のバッテリー駆動が可能という特徴から、幅広いユーザーの支持を集めている。

 その流れを受け、今後の主役として期待されているのが「コンバーチブルタイプ」の新世代Ultrabookだ。変形機構によって、クラムシェルノートPCとしても、タッチ操作のタブレットとしても使える“一粒で二度おいしい”製品である。

 コンバーチブルタイプのノートPCは、タッチ操作を強く意識して開発されたWindows 8の発売以降に数を増やしてきたが、操作性をさらに洗練させたWindows 8.1、そして高性能と長時間のバッテリー駆動を両立できる第4世代インテル® Core™ プロセッサーがリリースされたことから、これまで以上に魅力ある製品が続々と登場してきた。

 富士通の「FMV LIFEBOOK TH90/P」は、まさにそんな新しい時代を感じさせるコンバーチブルタイプのUltrabookだ。スリムボディに液晶ディスプレイを180度横に回転できる「Shift Hinge」機構を搭載し、通常のクラムシェルノートPCと同様の「ノートPCスタイル」、タブレットと同じスレート型の「タブレットスタイル」に加えて、「シアタースタイル」に「バリアススタイル」といった4つのスタイルに変形でき、用途や場面に応じて使い分けられる。

 液晶は高精細で美しいIGZOディスプレイ、CPUはパワフルで電力効率に優れた第4世代インテル® Core™ プロセッサーを採用し、約13.5時間と長時間のバッテリー駆動もこなす。Ultrabookとしてトレンドの性能、機能、使い勝手をすべて備えていながら、スタイルチェンジによって、タブレットとしても活用できることが大きな魅力だ。

 TH90/Pは店頭向けのカタログモデルだが、ここでは富士通 WEB MARTの直販限定カスタムメイドモデル「WT1/P」に注目したい。TH90/Pをベースとして、メモリやストレージの容量、オフィスソフトの有無など、用途や予算に応じて柔軟に構成を選択できるからだ。WT1/Pが提供する「4つのスタイル」がどのようなシーンで活躍するのか、じっくり見ていこう。

液晶ディスプレイが左右に回転する「Shift Hinge」により、4つのスタイルに変形できる。クラムシェルノートPCとしての高い生産性をベースとして、タブレットなどカジュアルな利用スタイルにも対応できるのが特徴だ

性能、機能、使い勝手に優れた「ノートPCスタイル」

(1)「ノートPCスタイル」はココに注目!

  • 高精細IGZOディスプレイ搭載のUltrabookとして、効率的な文書作成が可能
  • WT1/Pならばストレージなどを強化し、メインPCとしても活躍(Officeなしの構成も可)
  • クラムシェルノートPCとして、液晶ディスプレイを閉じた状態で軽快に持ち運べる
  • 超圧縮ソリッドコア+Dragontrailの堅牢ボディ&長時間バッテリー駆動で持ち運びも安心

 1つめは「ノートPCスタイル」、つまり通常のクラムシェル型Ultrabookの格好だ。WT1/Pは、Shift Hingeによる変形機構が最大の特徴だが、クラムシェルノートPCとしての性能、機能、使い勝手も一級品といえる。

「ノートPCスタイル」の見た目は、クラムシェル型Ultrabookと同じだ。液晶ディスプレイを閉じた状態もフラットでスリムにまとまっている
13.3型ワイドのIGZOディスプレイは、2560×1440ドットの超高解像度で非常に精細な表示を実現

 まず、IGZOディスプレイを採用した画面がとにかく美しい。タッチパネルを備えながら、13.3型ワイドで2560×1440ドットの“超”高解像度表示に対応し、画素密度は221ppi(pixels per inch:1インチあたりのピクセル数)と高密度だ。実際に画面から10センチ程度まで目を近づけても、ドットを視認できない精細な表示が味わえる。

 高解像度のディスプレイは、多くの情報を1画面に表示できるのもメリットだ。2560×1440ドットでは、1920×1080ドット(フルHD)の約1.8倍、1366×768ドットの約3.5倍も多く情報を表示できる。13.3型という画面サイズを考えると、等倍表示(OS標準の96dpi)ではアイコンやテキストが小さすぎるため、拡大表示して使うことが一般的だが、150%に拡大したとしても13型クラスのノートPCでは広い表示領域を確保できる。

 同時に複数のウインドウを開いて並べ、PDFやWebページなどを参照しながらの文書作成もはかどるし、左右にパレットなどが配置されるクリエイティブ系アプリケーションの作業もやりやすい。プレゼンテーションの資料作成、表計算のデータ集計、写真編集、プログラミング……どんな用途でも作業効率の向上に貢献するのは間違いないところだ。

2560×1440ドットの画素数は、1920×1080ドットの約1.8倍、1366×768ドットの約3.5倍も多く表示できる(画像=左)。等倍表示ならば一度に表示可能な情報量もそれに比例して多くなる。付属の「高精細ユーティリティ」から「ぴったりウインドウ」機能を使えば、用意されているいくつかのパターンに沿ってウインドウをきれいに整列配置できる(画像=右)。ウインドウの配列を記憶しておき、再現できる「お気に入りウインドウ」機能も持つ
キーボードとタッチパッドの使い勝手は、クラムシェルノートPCと完全に同じといえる快適さだ

 作業効率といえば、入力環境のよさも見逃せない。押し心地にこだわった「ナチュラルフィットキーボード」はキーピッチ19(横)×18(縦)ミリとゆとりがあるサイズで、配列も素直だ。わずかな凹みがあって自然に指を置きやすい「球面シリンドリカルキートップ」を採用し、タッチ感も良好で、スムーズに文章入力が行なえる。タッチパッドも広く取られており、使いやすい。

 使い勝手の向上には、PCとしての基本性能が高いことも必須だが、CPUはインテル® Core™ i5-4200U プロセッサー(1.6GHz/最大2.6GHz)を採用する。カタログモデルのTH90/Pは、8Gバイトのメモリ、500GバイトのハイブリッドHDDを備えるなど、メインPCとしても通用するスペックだ。

 さらにカスタムメイドモデルのWT1/Pでは、メモリ4Gバイトの構成やデータストレージに256Gバイト/128GバイトのSSDを選択できる。SSDを搭載すれば、さらなる高速化と省電力化が図れるので、快適さにこだわるならば、積極的に検討すべきだ。さらに予備のACアダプタやバッテリーの追加、Office Home and Business 2013の有無など、予算や用途に合わせて仕様を選べるのは気が利いている。

有線LANポートはボディに畳まれて収納されており、このように引き出して開いて使う。薄型ボディにフルサイズのコネクタを搭載するための工夫だ

 通信機能も充実しており、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、Bluetooth 4.0+HSのほか、薄型のUltrabookでは省かれがちな有線LANも標準装備している。薄いボディに収めるため、有線LANコネクタは引き出し式だ。有線LANしか使えないホテルなどはまだ多いだけに、出張が多いビジネスマンにとってはありがたい装備だろう。

 2基のUSB 3.0、SDXC対応SDメモリーカードスロット、HDMI出力を備えるなど、その他の端子類もUltrabookとして十分な内容で、周辺機器との連携もスムーズに行える。液晶ディスプレイの下には指紋センサーも搭載している。一度登録しておけば、Windowsへのログオン時、Webサイトへのログイン時のパスワード入力を指でスライドするだけで代行できて便利だ。

前面は下部にステレオスピーカーを内蔵(写真=左)。背面には、後述するシアタースタイルやタブレットスタイルで利用できる音量ボタンを搭載している(写真=右)
左側面は手前から、各種インジケータ、SDXC対応SDメモリーカードスロット、USB 3.0、盗難防止ロック用スロット、ACアダプタ接続用のDC入力がある(写真=左)。右側面は手前から、ヘッドフォン/マイク兼用端子、USB 3.0、HDMI出力、電源スイッチ、有線LAN(引き出し式)が並ぶ(写真=右)
閉じた状態では通常のクラムシェルノートPCと同様に持ち運べる。ボディは薄型だが頑丈で剛性が高い

 ボディはフラットなフォルム、直線的でシャープなラインが印象的だ。シンプルなデザインながら表面仕上げは丁寧で、全体に美しく仕上がっている。本体サイズは320.8(幅)×235(奥行き)×17.1〜19.3(高さ)ミリ。ヒンジ機構があるぶん、13型クラスの画面を搭載した普通のUltrabookよりフットプリントは少し大きめだが、そのぶんスリムさが際立つ。クラムシェルノートPCのように液晶を閉じて手軽に持ち運べる。

 ボディ内部の隙間を徹底的に排除した「超圧縮ソリッドコア」構造の採用により、薄型でも強度は十分確保されており、実際に手に持ったときの剛性感も高い。さらに、タッチパネル部には傷がつきにくく、衝撃にも強い旭硝子の強化ガラス「Dragontrail」を採用する。

 その結果、天板全体に約200kgf(重量キログラム)の重み(天板全面加圧試験より)、天板の1点に約35kgfの重み(天板一点加圧試験より)がかかっても耐えられるタフさを兼ね備えているのは頼もしい。

 底面に備えた着脱式のバッテリーは容量が45ワットアワーで、約12.5時間と長時間のバッテリー駆動に対応する。使用状況にもよるが、1日中バッテリー駆動だけで十分な場合も多いだろう。ACアダプタもスティック型で軽量なので、かさばらずスマートに携帯できるのがうれしい。

マグネシウム合金のフラットなトップカバーは、中央にFMVのロゴマークを配したシンプルなデザインだ(写真=左)。200kgfの天板全面加圧試験に耐える頑丈さも併せ持つ。見ることを意識した美しいデザインは底面まで徹底されている(写真=右)。バッテリーが交換できる構造になっているのは、Ultrabookとしては珍しい
富士通
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年3月11日