ボク、最新自作PCで「マインクラフト」最強タートルをプログラムするぜ!(4/4 ページ)

» 2019年10月23日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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マインクラフトでプログラミング体験

 続くプログラミング体験イベントでは、CA Tech Kidsに所属する「あっこ」さんが講師となって、マインクラフトを拡張する「MOD」からプログラム機能を追加する「ComputerCraft」を使って、自動処理を可能にするロボットの1つ「タートル」をプログラミングする方法を学習した。

あっこさん プログラミング講師のあっこさん

 ……のだが、参加した子供のほとんどは既にComputerCraftのプログラミングを体験しており、あっこさんが出す課題(タートルに穴を掘らせる、壁を作らせる、など)を瞬く間に達成しただけでなく、それぞれのプログラミング技術を駆使して、思い思いにタートルを動かして、奇抜な塀や建造物を作り始めていた。

 ゲストの朱梨さんと豆腐さんもマインクラフト動画コンテンツを得意とするYouTuberだけあって、会場を回って子供たちの作ったマインクラフトの世界に見入っていたが、時折「うわ、これすごいねー」と驚きの声を上げていた。

 参加した家族の中には、IT技術者で仕事でもプログラムを開発している保護者もいたが、子供と一緒にタートルを制御するアイコンの並べ方を考えて(でも保護者はアドバイスをするだけで、決めるのは子供本人)楽しんでいた。

熟練の子供たち 実は子供たちも熟練のプログラマーで、タートルを縦横無尽に操っていく
子供たち 「そこはこんなかんじがいいんじゃないかな?」「えー、そんなことないよー」
豆腐さん 会場を回っていた豆腐さん「おっ、それおもしろい。すごいねー」

より多くの子供たち、そして保護者たちのために

 このように、プログラミングの一斉学習(学校の授業のように多くの児童が1人の先生から同じ指導を同時に受けて学習する)では、児童それぞれの知識が大きくかけ離れていて、授業を成り立たせるのが難しい側面が以前から指摘されている。

 プログラミングを初めて体験する児童に指導内容を合わせると、上級者が飽きてしまう。逆に上級者に合わせると初心者は付いていけない。だからといって中級者に合わせると、上級者は飽きて初めての生徒はついていけない。

 このような問題に対して、子供向けプログラミングイベントを数多く手がけているあっこさんは「先生の他に、参加者の異なるスキルに合わせてサポートできるスタッフをできるだけ多く準備して、会場を回ることで対応している」という。

 主催のCA Tech Kidsでは、今回のようなPC自作と組み合わせたプログラミングイベントを今後も継続して続けていきたいとしている。また、後援としてPCの自作教室に機材を提供した企業の1つ、インテルでも同じようなイベントがあればPCパーツベンダーや販売代理店と共に協力していきたいと述べている。

 参加した子供たちや会場を訪れた子供たちも、PCパーツの実物や組み立てて起動する瞬間をとても興味深い表情で見つめていた。

 「プログラミング教育の必修化」が多くの人にとってきっかけとなるだろうが、それ以上に、多くの子供たち(そしてその保護者たちにも)に、PCのアドバンテージと自作する楽しさを今後も体験してもらうためにも、このようなイベントは必要とされ続けるだろう。

 繰り返しだが、PCの仕組みを知ると、プログラミングをより深く理解できる。家庭でプログラミングを楽しむ際は、PCも自分で作ることを検討してみよう。

Intel 今回の自作教室では、CPUにインテル® の第9世代Core i5 9400F(LGA1151)が使用されていた。内蔵グラフィックス機能を持たない6コア6スレッドのCPUで、マインクラフトの動作も軽快だった
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提供:インテル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年10月29日