Prestige 14のスペックや特徴を見てきた上で、ベンチマークテストを通して実力をチェックしていこう。Prestige 14におけるテストは、Creator Centerのユーザーシナリオ「高性能」「バランス」両方で計測している。今回は比較対象として、2017年末に購入したゲーミングPC(Core i7-7700HQ、16GBメモリ、GeForce GTX 1050、重量約2.4kg)のスコアも掲載する。
結果は、ユーザーシナリオの設定でかなり変わった。バランス設定では、旧世代のゲーミングノートPCよりも少し見劣るスコアになることが多かったが、高性能設定に切り替えると、大きくスコアが伸び、旧世代PCを圧倒する。
バランス設定は、バッテリー駆動時間や静音性を重視しているようで、高負荷時でもあまり大きな音がしない一方で、4コアCPUに近いスコアにとどまっている。
一方、高性能設定では、CPUの処理能力を確認するベンチマークテストアプリ「CINEBENCH R20」のマルチCPUテストにおいて2000ポイントを超えるスコアを出すなど、6コアのパフォーマンスを上限近くまで引き出している。Core i7-9750Hなど、モバイル向けのハイエンドプロセッサ(Hプロセッサ)を搭載するモデルと遜色のないスコアだ。
クリエイティブアプリの実用例として、「Lightroom Classic CC」を使い、ソニーの一眼カメラ「α9」で撮影した100枚のRAW写真データ(2400万画素)をJPEGファイルとして現像する時間も計測している。高性能設定にすると、旧世代PCと比べて約1.8倍の速度で終了した。
ベンチマークテストで確認できたように、Prestige 14のパフォーマンスは実に強力で、クリエイティブもゲームもしっかりと楽しめる。
今回テストに利用したエディオン限定販売のモデルだが、「Microsoft Office Home & Business 2019」が標準で付属する点も見逃せない。前述したThunderbolt 3拡張ドックの他、専用のスリーブケースが付属するのも魅力だ。
さらに、このエディオンモデルは、保証期間が通常のMSI製品よりも2年間長い“3年間”となっている。万が一故障した際も、MSIは国内のサポートセンターでの修理体制を整えているので、修理で長期間待たされるようなことはない。家電量販店モデルということで、販売店とメーカーの連携がしっかり取れている点でも高い安心感がある。
数々の独自の特典を備えたこの製品は、エディオンの店頭や「エディオンネットショップ」で購入できる。ネットショップでの販売価格は税込みで19万9800円と、コストパフォーマンスは上々だ。
クリエイターはもちろんだが、ゲーマーやプログラミング学習などをしたい方など、幅広いユーザーにピッタリなPCに仕上がっているので、「携帯できる高性能なノートPC」を探している人は、エディオンの店頭やWebサイトでチェックしてみよう。
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