ASUS JAPANがビジネス向けPC「ASUS Expert」シリーズのラインアップを一新した。新たに、ビジネス向けサービスも提供を開始するなど、国内のビジネス市場に関する取り組みが目立つ。その詳細を見ていこう。
ここ日本で15年連続、販売台数シェア1位(BCN調べ)を誇るマザーボードを筆頭に、ノートPCからスマホまで、コンシューマー向けの幅広い分野でヒット製品を多数輩出するASUS JAPANが、法人向けの「ASUS Expert」シリーズの最新モデルを投入した。
超軽量の2in1モバイルPCから省スペースデスクトップPCまで、バリエーション豊富にビジネスのニーズに応えるモデルをそろえ、新たにビジネス向けのプロサポートも展開するなど、法人向け市場攻略へ強力な体制を整えてきた点にも注目したい。
今回は、発表された最新モデルの中から、画面サイズ13.3型の薄型軽量シリーズ「ASUS ExpertBook B5」の実機を入手した。これを見ながら、ASUS Expertシリーズの“ビジネス戦闘力”を詳しく見ていこう。
13.3型の液晶ディスプレイを搭載したASUS ExpertBook B5は、重量1kgからの画面の薄型軽量ビジネスモバイルPCだ。外観はほぼ同じデザインで、シンプルなフリップタイプの2in1モデル(B5302FEA)と、クラムシェル型ノートPCスタイルのモデル(B5302CEA)を用意している。
ボディーのサイズは共通で、約309(幅)×210.6(奥行き)×16.9(厚さ)mm、重量は2in1モデルが約1.2kg、クラムシェルモデルが約1kgと軽い。
両者はカバーを閉じた状態ではほとんど見た目が同じだが、ヒンジ部の構造が異なる他、フリップモデルはタッチパネルを装備しており、画面とベゼルの段差がないフラットなデザインとなっている。
360度の回転ヒンジとタッチパネルを搭載した2in1モデルは、場面に応じてフレキシブにスタイルを変化させられるのが魅力だ。画面を上にして折りたためばタブレットとして利用でき、スタンドスタイルやテントスタイルなど、ノートPCとタブレットと中間のスタイルでも活用できる。
このような高い柔軟性は、画面を人に見せたり、複数人で見たりするような場面で大きな効果を発揮する。例えば、営業で商品や企画をアピールしたり、置き場所がしっかりあればスタンドやテントスタイルで立てかけたり、立った状態で画面を見せる必要があるならタブレットスタイルで見せたりと、場所や状況によって最適なスタイルで画面のコンテンツを効果的に見せられる。
紙の資料に対する優位性はいうまでもない。商品などの写真を拡大して大きく見せたり、動画コンテンツを再生したりするなど、スマートフォンより格段に大きな画面でデジタルならではのメリットをフル活用した効果的なアピールができる。また、プライベートでリラックスした姿勢で動画を見る場合にも便利だ。
モバイルPC、特にビジネス向けのPCは、ボディーの頑丈さも重要だ。さまざまな場所へ持ち出して使い、混雑した電車の中はもちろん、サテライトオフィスや家庭内でのちょっとした移動を含め、衝撃や振動がかかる場面も多く想定される。もちろん、いざ会議や商談が始まったら、そちらが最優先事項になり、PCの保護に気を遣っている余裕はない。少々ラフに扱われるのは、ビジネス用ノートPCで避けられない部分といえる。
その点ASUS ExpertBook B5は、約1kgからの軽量ボディーでも頑丈さに妥協はない。天板と底面にはアルミニウム合金、パームレスト部にはマグネシウムアルミニウム合金を組み合わせて軽量化と頑丈さを両立させている。液晶ディスプレイのヒンジ部分やコネクターまで実運用を重視し、素材と構造の両面で強化を行っており、米軍調達の基準を定めた「MIL-STD 810H」規格の厳しいテストに合格する高い品質と耐久性を備えている。
次に、ビジネスモバイルPCとしての使い勝手を見ていこう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年9月12日