液晶ディスプレイの上部に、約92万画素と360度の集音マイクを内蔵済みだ。AIを活用して不要な雑音などを除去する「AIノイズキャンセリング機能」によってクリアな音声でビデオ会議をスムーズに進められる。
このAIノイズキャンセリング機能は、内蔵ステレオスピーカーやオーディオ端子、およびUSBで接続した再生/録音デバイスにも適用可能だ。
また、カメラはスライド式の「プライバシーシールド」を装備する。レンズ部分を物理的に覆うタイプのため、カメラに映りたくないときに確実に映らないようにすることができる。操作ミスで配信されてしまっているのではないか、リモート盗撮されているのではないかといった不安要素を完全に排除できる。
こうした盗撮に対する不安は、PCスキルなどに関係なく気になり出すと仕方がないものであり、生産性低下の要因にもなりうる。こうしたことを気にせず安心して業務に集中できるのはうれしい限りだ。
法人向けのモバイルPCで重要になるのがセキュリティであり、この点も本製品は万全だ。
電源ボタンにはWindows Hello対応の指紋認証センサーを備え、Windowsに指紋を登録しておけば、PCがロックされた状態から、指をサッと触れるだけでスピーディーなログインが可能になる。特にスリープからの復帰を、電源ボタンに触れるワンアクションでできるのは使い勝手の面で非常に大きい。
ボディー奥には、PCを物理的に固定して盗難を防止するワイヤーを装着するためのケンジントンロックも搭載している。
さらに、TPM 2.0チップを標準で装備しており、プリインストール済みのセキュリティツール「ASUS Business Manager」を使えば、ハードウェア暗号鍵による強固なセキュリティ保護を利用できる。ストレージの暗号化「Security Drive」やUSBメモリなどのアクセス制限を行う「Security Guard」、漏えいを防止すべくファイルを完全に消去する「File Shredder」といった、強力なセキュリティ機能を利用可能だ。
本製品は、1年の通常保証に加えて、購入後30日以内にMyASUSにユーザー登録するだけで手厚い保証が受けられる「ASUSあんしん保証」の対象だ。1年間の保証期間中、不慮の事故だけでなく、落下、水没によるものなど、いかなる理由で故障したとしても、本来かかる修理費用の20%の負担で修理できるという内容は、コンシューマー向けでも非常に好評だ。
さらに、法人向けには拡張保守サービスとして、「ASUSのあんしん保証プレミアム 法人向け4年パック」および「ASUSのあんしん保証プレミアム 法人向け5年パック」も有償で用意される。故障時負担は0円、コンシューマー向けのサービスでは非対応の劣化バッテリーの交換にも対応する。最長5年間という長期間とその手厚い内容から学校関係者から好評で、サービス開始から1年ほどで多くの学校に採用されているという。
さらに、2021年下半期からは、法人向けのオンサイトサービスも開始予定だ。北海道から沖縄まで全国に185拠点を設置。2時間以内のコールバック、最短1営業日での訪問修理対応を実現するという日本のビジネスシーンに即した内容で、同社の強い意気込みが感じられる。
これまで見てきたように、ASUS ExpertBook B5は、約1kg〜の薄型軽量ボディーとビジネス性能を両立させるだけでなく、ビジネス向けのさまざまな付加価値を備えている。
Thunderbolt 4を筆頭に充実のインタフェースを備え、長文入力も快適なキーボード、柔軟なバッテリー運用、ビデオ会議を快適にするAIノイズキャンセリング機能に加えて、セキュリティチップによる高度なセキュリティ機能と使いやすい管理ツールも提供される内容で、死角が見当たらない。
ビジネス向けPCとしての完成度は極めて高く、ビジネス面での生産性向上は間違いないところだろう。もちろん、Windows 11への無料アップグレードの対象モデルでもある。
企業にとっては、最長5年の「ASUSのあんしん保証プレミアム 法人向け」も大きな魅力で、導入の大きな理由になりうる。オンサイトサービスの開始など、日本の法人市場に対するさらなる意欲的な展開は顧客にとっても心強い要素だ。ビジネスPCを導入する際は、ASUS ExpertBook B5シリーズを検討してみてはいかがだろうか。
今回はASUS ExpertBook B5 B5302FEA/CEAにフォーカスしたが、新たに投入されたASUS Expertシリーズは4シリーズ13モデルある。そのうちノートPCは3シリーズ5モデルあり、14型で約1kg、薄さにもこだわった「ASUS ExpertBook B9400」、約1kgからの超軽量13.3型でノートPCと2in1モバイルPCを用意する「ASUS ExpertBook B5400」、15.6型/14型の薄型スタンダードの「ASUS ExpertBook B1500CEAE/B1400CEAE」という内容だ。さらには、超小型スリムタイプの省スペースデスクトップPCの「ASUS ExpertCenter D5 SFF D500SC」も用意している。ビジネス現場のニーズに幅広く応えられる充実のラインアップだ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年9月12日