―― ボディーは独特の色合いで上質感がありますね。
岡氏 実はお客さまの反響が最も良いのが、ボディーのデザインです。マグネシウム合金をCNC削り出しで精密に加工し、深みのある濃いブルー「ドラゴンフライブルー」の塗装や、金属の質感を生かした表面仕上げにもこだわり、薄型軽量で上質感のあるボディーに仕上げています。さらに、米国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Hに含まれる19項目のテストに加え、電機や通信、音響など当社独自の12万時間の耐久テストを実施して高度な頑丈さ、耐久性を確保しており、さまざまな場所に安心して持ち運んで使っていただけます。
―― デザインというのは意外ですね。
岡氏 薄い、軽いという部分も含めてのことではありますが、ほぼ毎日使うものですし、持ち出せば人目にも触れるものなので、実際に使われる従業員の方にとっては、見た目や触った感触が良いというのは重要なポイントで、企業イメージのアップにもつながっていると好評です。
もう1点、好評なポイントがサステナビリティーです。画面のベゼルと、スピーカーエンクロージャーにリサイクルプラスティックを45%、オーシャンバウンドプラスチックを5%、さらにキーボードとキートップの50%は廃棄されたDVDを再生して使用しています。パッケージの箱と緩衝材も、100%サステナブルな素材を利用しています。ここ1年ほどで世界的にSDGsが注目されていることで、環境に配慮したPCを導入していることが結果的に企業のイメージアップにつながったという声をいただいています。
―― パフォーマンスについての特徴はどんなところでしょうか。
岡氏 コロナ禍をきっかけにリモート会議が普及しました。リモート会議では、プライバシー保護のためにバーチャル背景を利用したり、会議をしながら画面を共有して Office アプリの操作をしたりするので、CPU性能やメモリ容量などの要求も上がってきています。HP Elite Dragonfly G2はそういった要求に応えられる基本スペックを備えており、Intelが高度な体験ができると認めるIntel Evoプラットフォームにも対応しています。
単にスペックが良いというだけでなく、高速な起動やスリープからの高速復帰、長時間のバッテリー駆動、30分で4時間駆動可能な高速充電、Thunderbolt 4による周辺機器のスマートな活用など、さまざまな観点から実際の運用において最良の体験ができると認められたことを示しています。毎日の作業をストレスなくこなすことができますので、お客さまの生産性向上に貢献できる要素だと思います。
―― リモート会議の普及でサウンド機能も注目されています。
岡氏 コラボレーションにおいては、Microsoft Teams などによるリモート会議がカギになります。そこで重要になってくるのが、リモート会議で利用するWebカメラやマイク、スピーカーの音質、画質です。HP Elite Dragonfly G2では、ハードウェアとソフトウェア(AI)両面からのアプローチでリモート会議を支援します。
特にマイクの音質には強くこだわっており、本体の4カ所にマイクを内蔵し、360度全方位で集音しつつ、AIを活用することで、1人はもちろん、複数人で同時に会議に参加する際にも、環境ノイズやハウリングを抑制し、クリアな音声で会議ができるようになっています。私自身も実際にHP Elite Dragonfly G2を利用しておりますが、ヘッドセットなしでも良い音質でストレスなく会議を進行できています。
―― 5G対応も目新しい要素です。
岡氏 通信機能は、Wi-Fiモデルの他に、5G/4G LTE対応モデル、4G LTE対応モデルをそれぞれ用意しています。5Gは高速な一方でまだまだ高価です。また、サポートエリアも限定的ですので、ご予算や用途に応じて選んでいただけるようなモデル構成にしています。モバイルで利用する方の生産性は、やはりワイヤレスWAN機能があれば格段に上がりますし、セキュリティ確保という面でもWi-Fiよりも強みがあり、4G LTE対応モデルを選ばれるお客さまが増えています。
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提供:株式会社日本HP
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年3月31日
Teams の使い方や各種機能を解説するガイドブックをダウンロードいただけます(無料版では一部の会議機能がご利用いただけません)