やっぱりLTE内蔵PCは便利! モバイルだけど大画面で軽量な「DAIV 4P」を試す(1/4 ページ)

マウスコンピューターの「DAIV 4P」は、クリエイターやクリエイティブな作業を行う機会の多いビジネスマンに最適な14型モバイルノートPCだ。1kgを切る軽量ボディーながら、そのパフォーマンスは非常に高い。その実力を実際に運用して確かめてみよう。

» 2022年02月21日 10時00分 公開
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 皆さんがビジネスにおいて“今”使いたいノートPCはどのようなものだろうか……?

 多様な働き方が認められつつある昨今、単に「場所を問わずに働ける」という条件を満たすだけでは、決め手に欠けることも否めない。ある程度の持ち運びやすさを備えることを大前提としつつ、十分な処理性能を兼ね備え、Webブラウジングやオフィスアプリだけでなく、クリエイティブツールなど幅広いアプリを快適に使えると、初めて「お、これはいいかも」と選択肢の1つに入るといった所だろう。

 その選択肢にぜひ加えたい製品が、マウスコンピューターの14型モバイルノートPC「DAIV 4P」だ。クリエイティブツールを快適に使える第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)を搭載しつつ、マグネシウム合金を活用して1kgを切るボディーを実現している。それでいて、標準直販価格は15万3780円(税込み、送料別)からと価格も手頃だ。BTOオプションで「LTEモジュール」を搭載すれば、別途データ通信に対応するnanoSIMカードを用意することでどこでも通信を行えることも魅力である。

 この記事では、LTEモジュールを搭載したDAIV 4Pを1日中外に持ち出して、その“実態”をチェックしていこうと思う。モバイルノートPC選びの一助になれば幸いだ。

DAIV 4P マグネシウム合金を採用することで、1kgを切るボディーを実現した「DAIV 4P」

薄くて軽くて力強いDAIV 4P

 DAIV 4Pは、マウスコンピューターのクリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」に属する。DAIVは「Dynamic Approach Imagery of Visual」の略、日本語に直訳すれば「ビジュアル作りへの力強いアプローチ」であり、主に写真や動画といったビジュアルクリエイターに最適化された商品ラインアップが特徴である。

 従来のDAIVというと、強力なCPUと強力な外部GPUを組み合わせたデスクトップPCやノートPCが多かった。しかしDAIV 4Pはそのイメージから一線を画す薄型かつ軽量なボディーが大きな特徴だ。

 サイズは約308.8(幅)×213(奥行き)×16.4(厚さ)mmと、A4のコピー用紙とほぼ同じフットプリントでビジネスバッグにも収納しやすい。重量は約985g(最軽量構成)で、片手でひょいっとつかんで容易に持ち上げられるほどだ。感覚的には、厚めの辞書やハードカバーの文庫本などと同じ程度の負担で持ち歩ける。

 ボディーには丈夫さと軽さを両立したマグネシウム合金を採用している。ノートPCを毎日持ち運ぶという人でも、安心して持ち運べるだろう。

DAIV 4P 軽くて丈夫なマグネシウム合金をボディー素材として採用している。シルバーのボディーもスタイリッシュだ

 クリエイター向けと聞くと「CPUやGPUはどうなのか?」と気になる人もいるだろう。DAIV 4Pは、CPUにCore i7-1165G7(2.8GHz〜4.7GHz、4コア8スレッド)、GPUはCPUに統合されたIntel Iris Xe Graphics(演算ユニット96基)を備えている。

 「外部GPUじゃないのか……」と思うかもしれないが、Core i7-1165G7を含む第11世代Coreプロセッサは機械学習ベースのAI(人工知能)処理を高速化する機能を、Iris Xe Graphicsはより高速になった「メディアエンコーダー」を備えている。つまり写真や動画の編集/書き出しといった負荷の掛かる処理をCPU単体でもそこそこ快適にこなせるということだ。

 マウスコンピューターの自社検証では、Adobe Photoshop 2021の「被写体を選択」処理は約3.6秒、Adobe Lightroom Classicを使ったRAW形式の写真の書き出し(500枚)は約13分37秒で完了したという。外部GPU(GeForce MX250)を搭載する「DAIV 4N(2020年モデル)」ではそれぞれ約6.4秒、約26分13秒かかるとのことなので、かなりの“時短”となっている。

 最近は、客先での説明や講演において、図版や映像を駆使した「ビジュアルコミュニケーション」の重要さが増している。そのため、専門のクリエイターだけでなく、ビジネスパーソンでも写真/静止画のレタッチや現像、動画の編集や書き出し作業をする機会も多くなりつつある。DAIV 4Pさえあれば、これらの作業もより快適にこなせる。

 メインメモリは標準で16GB(DDR4-3200規格)だが、BTOオプションで32GBまたは64GBまで増設できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量は標準で512GBだが、BTOオプションで1TBまたは2TBに変更することも可能だ。2TBのSSDについてはさらに高速なPCI Express 4.0接続のものも選べるので、特に映像を編集したり書き出したりする機会が多い場合はチェックしておきたい。

書き出し速い 外部GPUを備えないDAIV 4Pだが、写真/静止画や動画の処理は外部GPUを搭載する従来モデルよりもむしろ高速だ

 DAIV 4Pは、外部接続ポートも充実している。左側面にはUSB 3.1 Type-C端子、USB 3.0 Type-C端子、SDメモリーカードスロットとイヤフォン/マイクコンボ端子を、右側面にはThunderbolt 4(USB4)端子、USB 3.0 Type-A端子、HDMI出力端子と電源入力端子を備える。

 USB 3.1 Type-C端子とThunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力(※1)と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。Thunderbolt 4端子を使えば「GPUボックス」を介してデスクトップPC用のグラフィックスカード(GPU)も接続できるので、より高速な映像処理や高度な3Dグラフィックスの作成にも利用できる。「外出先でも作業したいけれど、重量のあるPCは持ち運びたくない」「拠点(オフィスや事務所)で作った成果物をそのまま持ち出したい」という人にもDAIV 4Pはピッタリだ。

(※1)65W(20W/3.25A)以上の出力に対応するUSB PD電源を利用できます。ただし、全てのUSB PD電源を利用できることを保証するものではありません

左側面 左側面。フルサイズのSDメモリーカードスロットは、カメラで撮影した写真/動画を取り込む際に役立つ
右側面 右側面。Thunderbolt 4端子にはGPUボックスや高速外付けSSDをつなげられるので「拠点ではより高速な環境で仕事をしたい!」というニーズにも応えられる

 通信回りでは、最新のWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)規格の無線LANとBluetooth 5.1に対応する他、冒頭で触れた通りBTOオプションでLTEモジュールも搭載できる。LTEモジュールが対応する通信事業者(キャリア)と周波数帯(Band)は以下の通りだ。

  • NTTドコモ
    • Xi(LTE):Band 1/3/19/21/28
    • FOMA(W-CDMA):Band 1/19
  • au
    • au 4G LTE:Band 1/18/26/28/41
  • ソフトバンク
    • SoftBank 4G LTE/4G(AXGP):Band 1/3/8/28/41
    • SoftBank 3G(W-CDMA):Band 1/8

 通信契約を締結したnanoSIMが別途必要となるが、本体価格に2万2000円をプラスするだけでWi-Fiのない環境でもインターネット通信を行える。この利便性は、1度体験するとなかなか抜け出せない。「搭載(追加)しようかどうしようか……」と迷っているなら、ぜひ搭載しておきたい。

SIMスロット nanoSIMカードスロットは、パームレストの右寄りにある

 ディスプレイはノングレア加工の14型液晶で、最大解像度は1920×1200ピクセルとなる。最近のモバイルノートPCにおいてトレンドとなりつつある16:10のアスペクト比を採用することで、特にオフィスアプリにおける作業性が向上する。色再現性の面でも、sRGBの色域を100%カバーしているので、クリエイティブな作業にも適している。

 クリエイティブツールを用いるビジネスパーソンはもちろんだが、持ち運びやすい軽量かつパワフルなノートPCがほしいクリエイターや休日にプライベートで写真や動画の撮影をしている人にもDAIV 4Pはお勧めだ。

ディスプレイ アスペクト比16:10の14型液晶ディスプレイを搭載している。超狭額縁設計なので、没入感も高い
キーボード回り キーボードはオーソドックスな配列で打ちやすい。Windows 11のジェスチャー操作に便利な大きめなタッチパッドも魅力である
電源 ACアダプターは65W出力だがコンパクトで持ち運びやすい
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年3月19日