13時30分、屋外へと移動した。途中で休憩と軽食を挟みつつ、14時からデジタルカメラを使って簡単な写真撮影を行った。
DAIV 4PにはSDメモリーカードスロットが付いている。アダプターなどを用意することなくSDメモリーカードを直接読み出せるので、撮影したデータをすぐに取り込めるのが非常にありがたい。
公園のベンチに腰を掛けて、デジタルカメラで撮影したデータを取り込み、Photoshopを使ってその場でレタッチや編集を行った。少し前のノートPCだと、バッテリー駆動時はどうしても“もっさり”とした動作になりがちだが、DAIV 4Pはバッテリー駆動中でも快適に作業を行える。
そして完成した写真は、その場でクラウドストレージにアップロードし、クライアントと共有する。今回はDAIV 4Pにソフトバンク回線を利用するMVNOサービスのSIMカード(格安SIM)をセットして使ったが、スマホでわざわざテザリングせずにデータ通信できるのは非常に快適である。
屋外の作業で気をつけたいのは画面の明るさだ。屋外ではどうしても光線が強くなるため、画面の輝度も引き上げないと画面が見づらくなってしまう。輝度を最大にして作業をすれば、写真の確認や編集も問題なく行える。
この作業中に改めて思ったが、DAIV 4Pはとにかく軽い。これだけ移動しても、荷物としての負担感はほぼ皆無で、首や肩が全然疲れない。これは驚きだ。今回は携行していないが、ACアダプターとACケーブルは、合わせて240gほどしかない(実測値)。これなら、ACアダプターと一緒に持ち歩くのも苦にならない。
屋外でPCを使ったのは30分程度だった。画面輝度を高くしたこととモバイル通信を使った影響もあってか、バッテリー残量は50%から37%に減少した。
さすがに、冬の風はこたえる。そこで、自宅への帰り道の途中でカフェに避難することにした。セキュリティ面で不安があるため、フリーWi-Fiには接続せず、モバイル通信を使ってネットに接続する。ネットにつながったら、昼頃から始めた資料作成を再開だ。
不特定多数の人がいる環境では、キーボードのタイプ音が気になる所だろう。DAIV 4Pのキーボードはやや高めの「カチカチ」というタイプ音がする。今いるカフェのように他の音が聞こえてくる環境ならそれほど気にならない。一方で、静寂が支配する図書館のような場所では気になる人が出てくるかもしれない。
音という面では冷却ファンの風切り音も気になるところだろう。DAIV 4Pに高い負荷を連続して掛けると、最大で50dB弱の騒音が発生する。ただし、書類の作成や簡単なレタッチ作業程度であればファンがビュンビュンと回ることはない。ユーティリティーで調整もできるので、過剰な心配は不要だ。
画面の輝度は、屋内に移動してたので下から3段階目まで下げた。16時にカフェを出る時点でのバッテリー残量は22%となった。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年3月19日