デル・テクノロジーズ「Alienware x16」は薄くてスタイリッシュでゲームも創作も快適だ!(1/4 ページ)

昨今、ゲーミングノートPCはゲーム用途だけでなく、クリエイターからの注目を集めている。デル・テクノロジーズが4月にリリースした「Alienware x16」は、クリエイターも必見のスタイリッシュなボディーに、ゲーミングノートPCらしいパワフルさを詰め込んだことが特徴だ。その魅力をチェックしていこう。

» 2023年07月14日 10時00分 公開
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 PCの用途は年々広がり、特に最近は「ゲーム」を楽しむために高性能なPCを選ぶ人が増えている。そのことに伴い、多くのメーカーから、さまざまなブランドの「ゲーミングPC」が登場し、売場をにぎわせている。

 昨今は、ゲーミングPCをゲーム以外の目的で購入する人も増えているという。動画配信者が動画を作成したり、レンズ交換式カメラで撮影した写真のRAW現像やレタッチを行ったり、音楽を作ったりや3Dキャラクターのモデリングを行ったり……といった具合に、個人で行うクリエイティブな作業をより快適に行うべく、高性能なPCとしてゲーミングPCを求める人が増えているのだ。

 ゲーミングPCにもいろいろあるが、設置スペースを節約できるノートブックタイプは、特に人気を集めている。ゲーミングノートPCといえば、昔は一般的なノートPCと比べて「ゴツくて厚い」というイメージもあった。しかし、技術の進歩もあって、ここ1〜2年はスタイリッシュな薄型モデルも登場している。

 この記事では、デル・テクノロジーズの16型薄型ゲーミングノートPCの最新モデル「Alienware x16」の魅力をチェックしていく。

Alienware x16 R1 2023年4月に発売された「Alienware x16 R1」は、スタイリッシュかつ薄型ながらもパワフルなCPUやGPUを搭載できるゲーミングノートだ。最大構成では第13世代 インテル® Core™ i9プロセッサーを搭載できる

薄くてスタイリッシュなボディーなのにパワフル!

 Alienware x16は、デル・テクノロジーズのゲーミングブランド「Alienware(エイリアンウェア)」のうち、薄型ゲーミングPCのラインである「Alienware xシリーズ」に新たに加わったモデルだ。同シリーズでは初めて、アスペクト比16:10の16型ディスプレイを搭載したモデルで、15型「Alienware x15」と17型「Alienware x17」の事実上の後継にも当たる。

 本モデルはAlienwareの新デザインコンセプト「Legend 3.0」を初めて適用したモデルの1つで、シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴だ。ゲーミングPCらしい、カラフルなLEDライティングも備えているが、それをオフにすればフォーマルなシーンやミニマルなインテリアの中でも違和感なく使える。

 ボディーカラーは、月面をイメージした「ルナ シルバー」で、背面のポート類やキーボードはブラックで彩色されている。ボディーサイズは約364.81(幅)×289.98(奥行き)×18.57(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約2.72kgとなる。

ルナシルバー 新デザインコンセプト「Legend 3.0」を初めて適用したボディーは、ゲーミングノートPCにしてはシンプルかつスタイリッシュなデザインで、いろいろな場所になじみやすい
Vレールエッジ ボディーの縁は「Vレールエッジデザイン」となり、指1本でディスプレイを簡単に開け閉めできる。パームレストの快適差も向上している

 最新モデルということもあって、基本性能も現時点でのノート型PCとしては最高峰ともいえる内容になっている。

 CPUは「第13世代 インテル® Core™ プロセッサー」(開発コード名:Raptor Lake)のゲーミング/ハイパフォーマンスモバイル向けのHシリーズを採用しており、本モデルでは最上位の「第13世代 インテル® Core™ i9-13900HKプロセッサー」も選択できる。第13世代 インテル® Core™ i9-13900HKプロセッサーはパフォーマンスコア(Pコア)が6基12スレッド、高効率コア(Eコア)が8基8スレッドという構成で、アンロック動作にも対応している。

 メインメモリはLPDDR5規格のオンボードで、容量は16GBまたは32GBから選択できる。ゲーミングをメインに据える場合は16GB構成でも大丈夫だが、一部の超重量級ゲームをプレイする場合、あるいはクリエイター向けアプリの利用に軸足を据える場合は32GBを選んでおくとよいだろう。

 ストレージはPCI Express 4.0接続のSSD(Type 2230またはType 2280)で、容量は最大で4TBまで選べる。ゲームアプリのデータ容量は増加の一途をたどっていることを考えると、クリエイター向けアプリを使わない人であっても、予算の許す限り大きな容量を搭載しておくと安心だ。

Core i9バッジ Alienware x16は、最新かつモバイルとしてはパワフルな第13世代 インテル® Core™プロセッサーのHシリーズを搭載している。今回は、最上位の第13世代 インテル®Core™ i9-13900HKプロセッサーを搭載する構成を試している
Core i9-13900HK 「CPU-Z」で第13世代 インテル® Core™ i9-13900HKプロセッサーの情報を表示する

 独立GPUはNVIDIAの最新世代である「GeForce RTX 40 Laptopシリーズ」で、本モデルではその最上位の「GeForce RTX 4090 Laptop」を搭載することも可能だ。

 GeForce RTX 40 Laptopシリーズは新アーキテクチャの「Ada Lovelace」を採用し、3Dグラフィックスのパフォーマンスだけでなく、動画のエンコード速度も向上している。処理負荷の高まっているゲームのグラフィックス処理はもちろん、動画の書き出しもより高速に行えるようになっている。

 本機はNVIDIAの「Advanced Optimus Technology」に対応しており、グラフィックスパフォーマンスをより引き出したい場合は、本体を再起動することなくディスプレイへの出力を「CPU内蔵GPU(インテル® Iris Xeグラフィックス)経由」から「外部GPUから直接」に切り替えられるようになっている。「少しでもパフォーマンスを引き出したい」というユーザーにもうれしい仕組みだ。

GeForce RTX 4070 Laptop 「GPU-Z」でCPU内蔵GPU(左)と外部GPU(右)の情報を表示。今回はGeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載する構成をレビューしていく

 これだけの高性能ながら、「Alienware Cryo-Techテクノロジー」と4基のファン(特許出願中)での徹底した冷却を行いつつ、ボディーの底部のデザインを見直すことで「排出された熱い空気を再び吸い込んでしまう」という問題を起こさない工夫がなされている。また、GPUの熱伝導素材に独自開発した「Element 31」を利用することで、排熱効率を高めている。この結果、長時間に渡り高負荷な状態が続いてもパフォーマンスを維持可能だ。

 さらに、外部GPUを「GeForce RTX 4090 Laptop」または「GeForce RTX 4080 Latpop」にした場合は、シャシーをフルメタルとした上で、冷却機構にベイパーチャンバー(液体を封入した熱伝導部材)とし、CPUの熱伝導素材にもElement 31を適用することで冷却効率をさらに高めている。

 それでいて、Alienware x16のボディーは最薄部で約18.57mmと薄い。パワフルなGPUを搭載して、20mmを切るのは容易なことではない。本当によく出来ている。

薄くてよく冷える Alienware Cryo-Techテクノロジーを適用することで、薄型ボディーながらも高い冷却性能を確保した。負荷の高い状態が長く続いても、ピーク性能をより長時間引き出しやすくなっている。CPU(GeForce RTX 4090/4080 Laptop構成のみ)とGPUには独自の熱伝導素材である「Element 31」を採用している
裏面 本体裏面には蜂の巣状の通気孔がある。左右側面にある排気口は、形状を工夫することで熱風が通気孔側に戻りにくくしている。また、熱風の戻りをより確実に抑制しつつ、冷たい空気を吸い込みやすくために、底面のゴム足はグルッと1周するような形状としている
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提供:デル・テクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年7月23日

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