ハイブリッドワークで重要なビデオ会議向けの機能が充実している点も見逃せない。ディスプレイの上部に、約500万画素のWebカメラとアレイマイクを搭載している。カメラには物理的にレンズ部分を隠すプライバシーシャッター(HP プライバシースライダー)を搭載しており、意図せずユーザーの姿が映ってしまう不安を防げる。
さらにAIを活用した「HP Presence 2.0」を導入しており、カメラアプリで自動明るさ調整や外観フィルター、背景効果など、映像の印象を良くするインテリジェントな機能を利用できる。さらに2系統のカメラ映像をスイッチングして切り替えたり、PIP(Picture In Picture)やSBS(Side By Side)で同時に表示させたりすることも可能だ。
マイクとスピーカーはAIによるノイズリダクションに対応しており、生活音など周囲に雑音があるような環境でも、良い音でビデオ会議ができる。
サウンドシステムはオーディオブランドのBang & Olufsenと共同開発している。薄型でありながらもしっかりとしたサウンドを再生できる。各種コンテンツに適した音響効果も用意されており、映画や音楽を豊かなサウンドで楽しめる他、音声を鮮明に再生できる効果も用意されている。
日本HPの法人向けビジネスPCは、世界で最も厳しいといわれる米国商務省傘下のNIST(米国標準技術研究所)のガイドライン「NIST SP800-193」の要件をクリアするセキュリティ機能を搭載している。
例えば、AIでマルウェアのプログラムの特徴を分析し、未知のマルウェアが実行されるのを未然に防ぐ「HP Sure Sense」や、BIOS/UEFIの内容を書き込む独立したハードウェア「HP Endpoint Controller」と連動してBIOS/UEFIの改ざんを自動回復する「HP Sure Start」、ハードウェアから隔離した仮想化環境でファイルの解凍やブラウザを実行することで、仮にマルウェアへ感染してもそれを無効にする「HP Sure Click」など、独自のさまざまなセキュリティ機能を備えている。
また、Windows 11の必須要件となっているTPM 2.0についても、一般的なファームウェアTPMではなく、専用のセキュリティチップを実装するハードウェアTPM方式を採用することで安全性を高めている。OSの上/中/下の各レイヤーを含め、全方位でサイバー攻撃から守る態勢を整えている。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年8月21日