白くて美しい自作PCを組み上げたい人へ Corsairのピラーレス&デュアルチャンバーPCケース「6500X Tempered Glass」の魅力を解剖する(3/4 ページ)

» 2024年03月18日 10時00分 公開
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サブチャンバーも十分なスペースがあり魅力的

 サブチャンバーは、通常の裏面配線スペースとは比べものにならない広さだ。電源は後ろ寄りの中段部分に縦置きで配置する。今回、奥行き16cmの電源を装着してみたが、さらに後ろに13cm強の空間があるので、多少硬いケーブルでも装着しやすく、余った部分も収納しやすかった。

 ところで、日頃から自作PCをたしなむ方に問いたい。各パーツを組み終わった後に、プラグインケーブルを1本追加しようと思った方はいるだろうか。

 通常のケースで追加しようとすると実はけっこう手間がかかる。一般的に電源は横置きなので、手を差し伸べられるのは電源の高さ分、奥行き方向にも3.5インチシャドーベイがあって、せいぜい6〜7cmといったところではないだろうか。

 プラグインケーブルを追加しようとなったら、電源丸ごと一度外すことになる。しかし、6500X Tempered Glassは電源の周囲に広い空間があるので、いつでも追加ケーブルを挿せる。

photo サブチャンバーも広いスペースが確保されている。電源を装着した後でも周囲には広いスペースがあるのでプラグインケーブルも着脱しやすい

 ストレージを収めるスペースは電源の上にある。3.5インチシャドーベイは2基が用意されており、ここにアクセスするカバーは背面側にある。

 カバーを外せば内部には2基のフレームが並んでおり、これにHDDなどを装着してスライドさせて挿入する。ただ、ホットスワップベイではないので、基本的に右側面も開けての配線作業が必要だ。2.5インチシャドーベイは3.5インチシャドーベイの側面にある。まずSSDをプレートに装着し、プレート側のネジで3.5インチシャドーベイの側面に固定する方式だ。

photo 3.5インチシャドーベイは背面からアクセスする。2.5インチベイは3.5インチシャドーベイの側面にある

 ストレージに関しては一般的なミドルタワーケースと同じだ。ケーブルをメインチャンバーに通すためのケーブルホールも各所にある。その位置も重要で、ATX24ピンケーブルなどを通すメインのホールは前面側を向いており、そこから生えるケーブルの根本部分がメインチャンバー側から見えづらくなるよう工夫されている。EPS12Vケーブルを通す上部のホールはラジエーター(27mm厚)+ファン(25mm厚)を装着すれば隠れるが、この状態からケーブルを通せるだけのスペースがある。

photo ケーブルホールもよく考えられたレイアウトだ

 このようにサブチャンバー側も組立てやすさは通常ケースよりも格段に良好だ。通常のケースにも裏面に配線スペースはあるが、余ったケーブルだけでもけっこう“ギュウギュウ”になる。右側板を閉める際にふくらんで、背面ネジを止めるのに苦労したという方は多いのではないだろうか。6500X Tempered Glassならそうした苦労は少ない。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月24日