創造力が高まるAI機能に性能の良さをプラス! 「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」はクリエイティブユースにピッタリなCopilot+ PCだ(1/3 ページ)

レノボ・ジャパンの新型ノートPC「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」は、インテルと共同開発した最新のCopilot+ PC(AI PC)だ。クリエイターにピッタリな1台を、じっくりチェックしていこう。

» 2025年03月25日 10時00分 公開
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 音声認識や翻訳、文章や資料の要約など、仕事や生活のさまざまな場面でAI(人工知能)の活用が進みつつある。写真/動画の加工や超解像処理、画像/動画の生成など、この動きはクリエイティブ分野でも広がりを見せている。

 従来、AIの処理といえばインターネット経由で大規模なクラウドサーバで行われることが多かった。しかし、主にプライバシーを守りリアルタイム性を高める観点から、PC側でAI処理を行う「エッジAI(ローカルAI)」も普及が進んでいくと思われる。

 その流れを先取りしたPCが、最近よく耳にする「AI PC」だ。AI処理専用のプロセッサ「NPU(Neural network Processing Unit)」を搭載し、エッジAIの処理を高速化したことが特徴で、AI PCをグッと身近なものにしたのがMicrosoftが推進する「Copilot+ PC」だ。Copilot+ PCでは、AI処理を高速に行えるようにスペック要件が定められている。

 Copilot+ PCが注目を集める中、レノボ・ジャパンから登場した「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition, imagined with Intel」は、インテルと共同開発したCopilot+ PC「Lenovo Aura Edition」シリーズの一翼を担う最新モデルの1つで、パワフルな「インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V」を搭載することでPCを使ったさまざまな作業を快適にこなせるマルチな1台だ。色再現性に優れた15.3型IPS液晶ディスプレイを搭載しており、クリエイティブユースにもピッタリでもある。実機に触れつつ、じっくりと中身をチェックしていこう。

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Lenovo Yoga Slim 7i Aura Editionはパワフルなインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258Vと色再現性に優れた15.3型IPS液晶ディスプレイを備え、クリエイティブユースに適した1台となっている

AI PC時代をリードする「インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V」

 Yoga Slim 7i Aura Editionの“頭脳”を担うSoC(CPU)は、インテル最新の「Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V」を備えている。このSoCは「Core™ Ultra プロセッサー(シリーズ2)」のVシリーズ(開発コード名:Lunar Lake)の上位モデルで、AI PC時代を見据えた最先端の技術がいくつも投入されている。

 AIパフォーマンスについては、Copilot+ PCの要件を超える47TOPS(毎秒47兆回)の処理パフォーマンスを備えるNPU(インテル® AI ブースト)を統合し、GPUコア(インテル® Arc™ グラフィックス 140V)も最大64TOPS(毎秒64兆回)の処理能力を備えている。これにCPUコアも合わせると、最大で115TOPS(115兆回)と、総合的に高いAI処理能力を確保している。

 NPUはAI処理に特化している(≒AI処理に不要な演算回路を省いている)ため、電力効率に優れる。AI処理を省電力で行えるので、例えばWebカメラの映像をリアルタイムに加工するといった用途で絶大な効果を発揮する。Windows 11標準のカメラ効果「Windows スタジオ エフェクト」はNPUの搭載を前提とした機能だ。

 そして写真や動画を中心とするクリエイティブな作業の処理では、絶対性能に優れるGPUを主軸に据えた総合的なAIパフォーマンスが快適差を左右する。クリエイティブ向けアプリのAI機能では、現状GPUのみを利用するものが大半だが、インテルやMicrosoftがNPUを活用できるような仕組みを整備しているので、今後はNPUを活用するアプリも広がるだろう。

 消費電力や発熱の低さに関しても、技術的な裏付けがある。主要回路の製造工程には3nmプロセスを導入して電力効率を高めた上で、マイクロアーキテクチャ(CPU設計)の改良、ハイパースレッディングテクノロジー(HTT)の非対応化など、さまざまな取り組みによってもたらされている。

 HTTは「1つのCPUコアで2つのスレッド(命令)を同時実行する」技術だが、その分だけ電力消費は大きくなる。設計改良でCPUコアの性能が底上げされ、HTTに頼らずに性能改善できるようになったということでもある。

 さらに、メモリチップも同じパッケージ上に搭載することで、アクセススピードの向上と省電力化を両立している。

 なお、本製品は「インテル® Evo™ Edition プラットフォーム」に準拠している。これはインテルが一定要件を満たすノートPCを認証するプログラムで、認証を受けたモデルはさまざまな機能を高い水準で快適に利用できる

Evo Edition Lenovo Yoga Slim 7i Aura Editionは、インテル® Evo™ Edition プラットフォームに準拠している。これは高い水準の快適性が確保されていることの“証”だ

インテルとの共同開発で生まれた最先端のAI PC「Aura Edition」

 冒頭で触れた通り、Yoga Slim 7i Aura Editionは、インテルとレノボが共同開発した「Aura Edition」を構成するモデルの1つだ。この共同開発は設計段階から始まっており、Core™ Ultra 7 プロセッサー 258Vの性能を最大限に生かせるようになっている。スペック面での特徴をチェックしていこう。

  Core™ Ultra 7 プロセッサー 258Vは、4基のパフォーマンスコア(Pコア)と4基の高効率コア(Eコア)からなる合計8基のCPUコアの他、H.264(AVC)/H.265(HEVC)/AV1/VP9のハードウェアデコード/エンコードにも対応したGPUコア、47TOPSのNPUコア、そして32GBのメモリを搭載している。ストレージは1TBのSSD(PCI Express 4.0接続)で、メモリと併せて容量的に余裕を持たせている。

 ビジネスはもちろん、エンターテイメントやクリエイティブまで幅広い用途に対応できる。

CPU-ZとGPU-Z 「CPU-Z」(左)でCPUコア、「GPU-Z」(右)でGPUコアの情報を表示
NPU ピーク時の47TOPSの処理を行えるNPUコアも統合している。カメラ映像のリアルタイム加工などを最小限の電力消費で行える
WSE NPUを搭載しているため、Windows 11の標準のカメラ機能でAIを使った特殊効果(Windows スタジオ エフェクト)も利用できる
メモリ SoCに統合された32GBメモリは、LPDDR5X-8533規格の超高速モジュールとなっている
SSD データストレージは標準で1TBのNVMe SSDを搭載する。評価機ではSamsung Electronics(サムスン電子)製のモジュールを使っていた
CDM このSSDのアクセス速度を「CrystalDiskMark 8.0.6」で計測した結果。PCI Express 4.0接続としては高速な部類に入る
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