MSIの新型ポータブルゲーミングPC「Claw 8 AI+ A2VM」をチェック! Core Ultra 7 258V搭載でわくわくが止まらない(1/6 ページ)

» 2025年03月11日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 近年、ポータブルゲーミングPCという製品カテゴリーが注目を集めている。いつでもどこでもカジュアルにゲームをプレイできる手軽さと、外付けディスプレイやキーボードなどを装着して通常のPCとしても活用できる点などが人気の理由だ。

 PCメーカー各社はスペックの向上などを通じてユーザー獲得を競い合っている状況だが、プロセッサに最新のCore Ultra 7 258V(開発コード名:Lunar Lake)を採用し、8型ディスプレイを搭載する「Claw 8 AI+ A2VM」がMSIから登場した。

 7型ディスプレイを搭載していた前モデルより一回り大きなディスプレイを搭載し、バッテリーも大容量になるなど、その仕上がりには期待が高まる。早速、実機をチェックしてみよう。

photo MSIから登場したClaw 8 AI+ A2VMは、Core Ultraプロセッサを搭載するポータブルゲーミングPCだ。約795gの小型のボディーに8型液晶ディスプレイとゲームパッドを一体化させており、いつでもどこでもPCゲームをプレイできる

AI性能が強化され、省電力になったCore Ultra 7 258Vを搭載

 今回の新モデルで採用されたCore Ultra 7 258Vは、前モデルが搭載していたCore Ultraプロセッサ(シリーズ1)からの進化点は多い。

 例えば、CPUコアのIPC(周波数あたりの性能)向上によるHTT(ハイパースレッディング・テクノロジー)の省略、NPUの性能強化、GPUコア改良によるグラフィックス性能の向上、3nmプロセスルール(TSMC 3NB)の採用、そしてメインメモリのCPUパッケージ統合などを果たしている。

 HTTの省略や先進プロセスルールの採用によって省電力化が進んだことや、メモリも含めたCPUパッケージをこれまでよりも小さい面積で実装できるようになったことから、Claw 8 AI+ A2VMのようなポータブルゲーミングPCにおいては設計上のメリットが大きく、放熱性能やバッテリー駆動時間にも好影響が期待できる。実際のところは後ほど検証しよう。

 なお、メモリは32GB、ストレージは1TBのPCI Express SSDを搭載する。いずれもゲーミングPCとして基本的には十分な容量で、ビジネスや学習、クリエイティブなど幅広い用途にも活用できるだろう。

photo プロセッサはCore Ultra 7 258Vを採用する。性能優先のPコアと電力効率重視のEコアを4コアずつ搭載する8コア8スレッド仕様だ
photo Core Ultra 7 258Vは、GPUコア「Arc 140V GPU」を統合している。こちらも先代から描画性能がパワーアップしている
photo 47TOPSのAIパフォーマンスをもつNPUコア(Intel AI Boost)も統合している。今後、Windows 11に導入される予定のさまざまなローカルAIアプリが利用できる
photo Core Ultra 7 258Vは、高速メモリをCPUと同一パッケージに統合していることも大きな特徴の1つだ。32GBと余裕のある容量を搭載する
photo ストレージは1TBのSSDを採用している。評価機ではKIOXIAのPCIe 4.0x4対応SSDを搭載していた
photo CrystalDiskMark 8(ひよひよ氏・作)のスコア。ゲームでもビジネスでもストレスなく利用できるだろう

公認サポート店によるSSD換装に対応

 Claw 8 AI+ A2VMは、ゲーミングPCとして基本的には十分な容量のSSDを搭載しているが、もっと容量が欲しいというニーズに合わせ、公認サポート店でのSSD換装サービスを利用できる。このサービスは購入時だけでなく購入した後でも受けられるので、SSD容量がもっと欲しいと感じた方はお近くの公認サポート店に問い合わせてみるといいだろう。公認サポート店の一覧はWebで確認できる。

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