自分仕様の液晶ディスプレイを――ナナオがBTOを開始
ナナオが液晶ディスプレイのBTOサービス「MyStyle 112」を開始した。液晶パネルのスペックや本体色など、112通りの組み合わせから自分だけのディスプレイを注文できる。
ナナオは6月5日、同社の直販サイト「EIZO ダイレクト」において、液晶ディスプレイのBTOサービス「MyStyle 112」を開始すると発表した。さまざまなスペックをユーザーごとに設定できるBTOシステムを導入することにより、多様化する液晶ディスプレイ市場のニーズに対応し、競争力の強化を図る。
MyStyle 112で選択できるBTOメニューは、2種類のパネルサイズ(19インチ/17インチ)、4種類のパネル性能(17インチは3種類)、スピーカーの有無、3種類のスタンドもしくはスタンドなし、2色のキャビネットカラー(セレーングレイ/ブラック)の5項目で、全112通りの組み合わせが用意される(ただしスタンドなしは法人向けのみで、個人向けは84通りの組み合わせとなる)。
19インチサイズでは、上下/左右178度の視野角を持つVA方式パネルと、高速応答のTN方式パネルを選択可能。各パネルには中間階調域の応答速度を高めるオーバードライブ回路の搭載も選べる(VA方式ODありは中間階調域8ms、TN方式ODありは中間階調域2ms)。一方、17インチはVA方式のみODの選択を行える。
また、スタンドにはフレキシブルにパネルの角度と高さ調節が行える「ArcSwing 2スタンド」のほか、100ミリ無段階の昇降機構を備えた「ハイトアジャスタブルスタンド」、上30度/下5度のパネル角調節が可能な「チルトスタンド」、スタンドを省いた「フリーマウントタイプ」の4種類が用意されている。
なお、全モデル共通の特徴として、デジタル/アナログの2系統入力を装備し、周囲の明るさに応じて輝度を自動調節する照度センサーを備える。
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