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「日本」を意識したPCケースが増えてきたCOMPUTEX TAIPEI 2006(2/2 ページ)

COMPUTEX TAIPEIで登場するPCケースといえば、「ギンギンギラギラごってごて」風味のデザインが主流であった。しかし、今年はずいぶんと変わったようだ。

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今年のPCケースで目立っていたのがサイドパネルに設けられた大口径のファン。V-TECHの「901A」(写真左)はサイドパネルに取り付けた230ミリのファンを800rpmという低速度で回転させる。また、JSP-TECHの「H-550A_F25」は250ミリのファンを搭載。こちらはケース外側に取り付けたスイッチで回転数を800rpmから1000rpmの間で変更できる

いまや主流となった「AV利用を重視したPCユーザー」向けにオーディオ機器を意識したデザインのPCケースも多く展示されている。その中でも秀逸だったのがNew Green Techの「GREEN POWER」シリーズ(写真左)。残念ながら日本の出荷は今のところ予定されていない。「日本の代理店があれば出荷できるのだが」ということなので、COMPUTEX TAIPEI 2006でパートナーが見つかれば日本でも姿を見せるかもしれない。写真右はSunny Technologiesというちょっと紛らわしい名前のメーカーが展示していた「IT-260」だ

デザインといえば、なぜか「iPod」似のPCケースが多くのブースで確認された。なかでも先ほどの“Sunny” Technologies「HS-306」シリーズは質感といいリングのデザインといい「iPodのドデカPOPですかっ」と見間違えそうな“紛らわしい”デザインだ

 ここで紹介したPCケースはすでに開発が終わっていて、「GREEN POWER」以外は1〜2カ月の間に日本のPCパーツショップの店頭に登場する予定だ。最近「自分好みのPCを作ってみたいけれど、いかんせんPCケースのデザインがなー」という理由で自作を躊躇しているという話も少なからず聞くが、そういったPCユーザーに限らず、日本のPCユーザーにとってようやく満足できるPCケースが手に入りそうな状況になってきたのが感じられるCOMPUTEX TAIPEI 2006のPCケース事情だ。

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