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アップル、Mac OS X 10.4.8をリリース:Rosettaの性能が向上
アップルコンピュータがMac OS Xのアップデータとセキュリティアップデートを公開した。
アップルコンピュータがMac OS Xのアップデータ10.4.8を公開した。パッケージはMac OS X 10.4.7用の「Delta」とMac OS X 10.4以降用の「Combo」があり、Intel CPU用とPowerPC用のMac OS XおよびMac OS X Server(後者はDeltaのみ)が用意される。
とくにIntel CPU用のアップデータはファイルサイズが大きく(Deltaで約206Mバイト、Comboで約294Mバイト)、修正内容は多岐にわたる。
主なアップデート内容は以下のとおりだ。
- ファイル名に韓国語/中国語が付けられた書類の印刷不具合解消
- Microsoft WordでのOpenTypeフォントをサポート
- Rosettaのパフォーマンス向上
- デジタル一眼レフカメラのRAWフォーマット対応向上
- AirMacがEAP-FASTをサポート
- USBハブとの互換性向上
- USB機器のサポート改善
一方、セキュリティアップデート(Security Update 2006-006)は、WebKit、CFNetwork、Cyrus SASL、Flash Player Plug-in、QuickDrawの信頼性とセキュリティ強化が行われており、アップルではすべてのユーザーに対して適用を推奨している。
なお、いずれのファイルもMac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能を利用するか、アップルソフトウェアアップデートのページで入手できる。
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