新リビングVAIOはBDドライブを搭載――VAIO type X Living:2007年春 Vista搭載PC特集
リビングでの利用を想定したデスクトップPC「VAIO type X Living」の新モデルは、標準でBDドライブを搭載。独自の高音質機能も投入されている。
AV機能に特化した「VAIO type X Living」の新モデル「VGX-XL1D」は、CPUをCore 2 Duo E6400(2.13GHz)に、HDD容量を500Gバイトに強化するなど、スペックが大幅に底上げされている。また、グラフィックスカードにGeForce 7600 GTL(HTMI出力装備)を採用し、Blu-rayドライブでBDコンテンツの再生にも対応した。TVチューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナー×1とアナログチューナー×2を装備。デジタル放送の視聴と録画/再生、およびムーブが可能となっている。搭載OSはWindows Vista Home Premiumだ。
このほか高音質機能として、HD対応デバイス「SoundReality」を搭載し、24ビット/192kHzのPCM、1ビット/2.8224MHzのDSDに対応。ソニー独自の技術によりS/N比107デシベルの高品位サウンドを実現したという。音声入出力端子として、光デジタル音声入力(96kHz)、光デジタル音声出力/同軸出力(192kHz)、およびアナログ入力×1、アナログ出力×1を備えている。
なお、VAIOオーナーメイドモデルの「VGX-XL1S」では、メモリを最大3Gバイトまで搭載可能なほか、HDDを1.5Tバイトまで増設できる。
近日中に発売される見込みで価格はオープン。予想実売価格はVGX-XL1Dが約35万円、VGX-XL1Sが約33万円からとなっている(ともに税込み)。
VAIO type X Living店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイプ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO type X Living | VGX-XL1D | セパレート型 | アーキテクチャ変更 | Core 2 Duo E6400(2.13GHz) | 1024MB | 500GB | Home Premium | 35万円前後 |
VAIO type X Living店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
タイプ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
VAIO type X Living | VGX-XL1D | − | − | Intel P965 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce 7600 GTL | 3波デジタル/地アナ | 約10.5キロ |
関連記事
- 2007年春 Vista搭載PC特集
マイクロソフトは1月15日、発売が迫る個人向けWindows Vistaの直前記者発表会を開催した。メーカー各社からVista搭載PCも同時公開され、いよいよ次世代Windowsが離陸する。 - 円いリビングPCに色鮮やかなノートPC、Vistaになっても個性は健在――ソニーVAIO
ソニーは1月16日、VAIOデスクトップPC/ノートPCのVista搭載モデルを発表した。新カテゴリーのExtension Line by VAIOを加え、1月30日より順次発売する。 - フォトレビュー:「白くて円い」VGX-TP1を外見から紹介しましょう
CESでその形状が公開されて多くの注目を集めたあのPCが日本でも登場。まずは、そのユニークなスタイルから見ていただこう。 - VAIOの新提案はHDMI搭載の円筒形リビングPC――テレビサイドPC「TP1」
ソニーは1月16日、HDMI出力を搭載した直径270ミリの円筒形デスクトップPC、テレビサイドPC「TP1」を発表した。 - 6色のカラバリで自己主張を楽しむホームノートPC――VAIO type C
多彩なボディカラーを展開していた、VAIO type F lightのスピリットを継承する新モデルが「VAIO type C」だ。 - シンプルデザインを売りにしたプライベートノートPCの新顔――VAIO type N
VAIOノートにシンプルさを売りにした、15.4インチワイド液晶ディスプレイ搭載の2スピンドルPCが登場した。 - ラインアップ拡充で選択肢を広げたスタンダードノート――VAIO Type F
5モデル構成にラインアップを拡充した「VAIO Type F」の新作は、全機種でクリアブラック液晶ピュアカラーを採用し、スペックも底上げされている。 - フルHD液晶×地デジ対応×BDドライブ搭載の次世代AVノート――VAIO Type A
高機能AVノートPC「VAIO Type A」は2006年秋モデル路線を継承。オーナーメイドモデルではVista Ultimateも選択可能だ。 - 全モデル地デジ対応のワイド&スリムノートPC――VAIO Type F TV
「VAIO Type F TV」は2製品をラインアップ。ともに地上デジタル放送に対応したほか、Core 2 Duo搭載とするなど、全般的なスペックアップの底上げがなされている。 - よりパフォーマンスを強化した“使える”モバイル――VAIO Type S
2スピンドルモバイルノートPC「VAIO Type S」は従来同様の2モデルを用意。主にCPUとメモリのスペックが強化されている。 - Vistaが動く“世界最小・最軽量”のウルトラモバイル――VAIO type U
文庫サイズのウルトラモバイル「VAIO type U」は、CPUとメモリを強化し、OSにVista Home Premiumを採用。オーナーメイドのゼロスピンドルでは新カラーのブルー筐体も登場した。 - デジタル放送のSDムーブに対応した“リビングVAIO”新モデル
ソニーは、リビングでの利用を想定したAV機能強化デスクトップPC「VAIO type X Living」の新モデル「VGX-XL71S」を発売する。新たにデジタル放送のSD画質変換ムーブ保存に対応した。 - HDMI端子を実装した究極のリビングPC「VAIO type X Living」発表
ソニーマーケティングは10月4日、デスクトップPC「VAIO type X Living」を発表した。出荷は近日中に開始される予定。価格は最小構成で約18万円より。 - Vista Home Premiumの全面的採用で勝負を賭ける――NEC VALUESTAR/LaVie
NECは1月15日、VALUESTAR/ValueOneおよびLaVieシリーズの全ラインアップを一新し、Windows Vista Home Premium搭載PCを多数投入した。 - HD DVD-Rドライブを初搭載、初心者向けの解説ソフトが充実――東芝Qosmio/dynabook
東芝は1月15日、ノートPC製品群「Qosmio」「dynabook」のラインアップを一新し、Vista搭載PCを発表した。シリーズ全体の特徴を紹介しよう。 - 徹底的なコストダウンを図ってVistaモデルの普及を図る――日立製作所
1月15日、日立製作所のPriusシリーズがラインアップを一新し、全10モデルで構成されるVista搭載PCを発表した。ここではシリーズ全体見ていこう。 - HDMI端子付き17インチワイドノートPCから低価格タブレットPCまで全4モデル――日本HP
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月15日、Windows Vista搭載の個人向けノートPC「Pavilionシリーズ」3モデルと、低価格ノートPC「G5000シリーズ」1モデルを発表した。 - Vista Home Basic搭載ノートPCを5モデル投入──シャープ
シャープのMebiusシリーズにWindows Vista搭載モデルが登場した。まず投入されるのは4シリーズ計5モデルの2スピンドルノートPCだ。 - エプソンダイレクト、Vista搭載PCの発売を告知
エプソンダイレクトは、Windows Vista搭載PCの受注を1月30日より順次開始すると発表、製品ラインアップを告知した。従来モデルを含め、デスクトップ5製品とノートPC5製品の計10製品がVista搭載モデルとなる。 - レノボ、「ThinkVantageテクノロジー」のVista対応を発表――Vista搭載PC発売計画も
レノボは、同社製ツール群「ThinkVantageテクノロジー」のVista対応アナウンス、およびVista搭載PCの発売計画についての発表を行なった。 - ゲートウェイ、Vista搭載デスクトップ/ノートPC8製品を発表
ゲートウェイは、Vista搭載デスクトップPC3製品、ノートPC5製品の計8製品を発表した。 - ゲートウェイ、“eMachines”ブランドよりVista搭載デスクトップPC計7製品を発表
ゲートウェイは、「eMachines」ブランドPCの新モデルとしてWindows Vista搭載モデル計7製品を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.