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東芝のノートPCが発火 バッテリー回収、改めて呼びかけ
ソニー製バッテリーパックを搭載したノートPCでまた発火事故。東芝とソニーで共同調査した結果「ソニーのバッテリーパックそのものに起因する発火」と判断した。
東芝は6月19日、ソニー製バッテリーパックを搭載したノートPCで発火事故があったと発表した。昨年から回収・無償交換の対象としていたバッテリーのうちまだ回収できていなかったものが発火したため、同社は、回収に協力するようユーザーに改めて呼びかけている。
発火原因は特定していないが、バッテリーセル内にショートの跡があった。ソニーと共同で調査した結果、ソニーのバッテリーパックそのものに起因する発火だったと判断したという。
バッテリー回収対象機種は「dynabook SS L10」「Qosmio F30/6」など昨年10月に発表した機種と同じ。
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