Core 2 Duoに対応した低価格スリムPC――「Endeavor AT970」:2007年PC秋冬モデル
ビジネスクライアント向きのスリムデスクトップPC「Endeavor AT970」は、スペックの強化に加えて、従来モデルから筐体デザインを変更し、メンテナンス時の使い勝手を向上させた。
エプソンダイレクトは10月23日、スリム筐体のデスクトップPC「Endeavor AT970」の受注を開始した。価格は4万8300円から。
Endeavor AT970は、2006年5月発表のスリムデスクトップPC「Endeavor AT960」の後継モデル。新たにIntel G31 Expressチップセットを採用し、Celeron 420(1.6GHz)/Pentium Dual-Core E2160(1.8GHz)およびCore 2 Duo E6700(2.66GHz)の搭載に対応したほか、メモリ(PC2-5300)のデュアルチャンネルアクセスをサポートし、処理能力の強化を図っている。
メモリはDDR2 256Mバイト〜2Gバイト、HDDは80Gバイト〜500Gバイト(最大2基)。光学ドライブは未搭載/CD-ROM/DVD-ROM/DVDコンボドライブ/DVDスーパーマルチドライブを選択可能で、TCG v1.2準拠のTPMセキュリティチップを標準搭載する。OSはWindows Vista Home Basic/同Home Premium/同Business/同Ultimate、およびWindows XP Home Edition/同Professional。
ボディを一新し、縦置き用フットスタンドを設置したままでサイドパネル開放が可能となるなど、メンテナンス性を大幅に向上させているのもトピックだ。また、シャシーの変更にともない、HDDを2基まで搭載できるようになったのもうれしい。
デザイン面では、フロントベゼルの輪郭部分に曲線を用い、柔らかな印象に変わっている。前面LEDの配置を本体前面から側面の位置にレイアウトすることで横方向からの視認を可能にしたほか、電源ボタンを一段掘り下げるなど、使い勝手を考慮した細かい配慮も見られる。本体サイズは99(幅)×383(奥行き)×310(高さ)ミリ、重量は約7.2キロ。AT960に比べて約1.3キロの軽量化が図られた。
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